フアンフラン「オサスナ戦出場への意欲は強い」

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30日に記者会見に出席したのはフアンフラン・トーレスだ。レアル・マドリーのカンテラ出身選手は、3日に行われるリーガ・エスパニョーラ第30節、レイノ・デ・ナバーラでの古巣オサスナ戦に出場したいという意欲を示した。

「オサスナ戦出場への意欲は強い。アトレティコに入団して最初にしたことは、いつナバーロと対戦するかの確認だった。チーム、そして僕にとっても重要な試合だ。僕たちはヨーロッパリーグ出場圏内に入るために、勝利を必要としている」

アトレティコが、パンプローナの試合で好成績を収めていないことについても言及した。

「僕もオサスナの選手として、アトレティコとの試合を戦った。確かにチームは運に恵まれていなかった。今回の試合でトルティージャをひっくり返し(ページをめくる・逆転するの意)、相性の良いピッチに変えたいね。素晴らしい精神状態、チームプレー、そして謙虚な姿勢を忘れずにプレーすれば、僕たちは必ず勝利を手にできる。あのピッチでは、多くのチームが開始30分で0-2とされてしまう。アトレティコはそれを防がなければならない。僕、アントニオ、ラウールはオサスナでプレーした経験を持つ。それをチームメートに伝えるよ」

アトレティコがフエラで苦戦する理由については、次のような見解を述べた。

「アトレティコ・デ・マドリーは偉大なチームであり、スペインのどのライバルも、カーサで僕たちを倒そうと躍起になる。そのポテンシャルを示すために、大きなモチベーションを持って試合に臨むんだ」

一方で、オサスナへの感謝の言葉も忘れなかった。

「オサスナとパンプローナは僕のカーサであり続ける。彼らは僕が在籍していた5年の間、常に温かく見守り続けてくれた。オサスナが僕の名をプリメーラ・ディビシオンに定着させてくれたんだ。あそこには多くの友達がいるし、関係を維持していきたい」

今冬の移籍市場で鳴り物入りでアトレティコ入団したにもかかわらず、あまり出場機会を得られていないフアンフランだが、クラブに不満がないことを強調した。

「偉大なクラブに在籍することができて、本当に満足している。ここでの日々はすべてが素晴らしく、悪いことなどなにもない。僕はクラブと長期契約を結んだ。このクラブにとって、重要な選手にならなくてはいけなんだ。クラブが僕に信頼を置いてくれているのは分かっているし、大きな成功をつかむ意思を示さなくてはならない」

しかし、より多くの出場機会を得たいという意思も示した。

「ミステルが僕を戦力に数えなかったのは、確かにつらいことだ。でも僕だけではなく、皆がもっと出場機会が欲しいと考えていたはずだ。ただ、過去を振り返ることは何も意味をなさない。現在は僕がパンプローナでプレーすることを考えなければならない。チームに貢献するため、僕がレギュラーとしてプレーできる選手であることをミステルに示すため、そしてファンとクラブに僕の入団が間違いではなかったと確信させるためにね。残りはあと9試合だ。監督がもっと僕を起用することを願っている」

「僕は長い時間をかけて、自分が見せられる最高のプレーを示してきた。それがアトレティコが僕を獲得する動機となったんだ。でもアトレティコでは出場機会を得られていないため、いまだ最高のプレーを示すことはできていない。残っている9試合で出場機会が与えられるのであれば、それを示したいと思っている。僕が出場した試合で結果がついてくることを願っているよ。それは僕が効果的なプレーを見せたというだけでなく、チームがヨーロッパリーグ出場圏内に位置できることを意味する」

古巣との一戦には、何としても出場したいと考えているようだ。

「レイノ・デ・ナバーラで先発出場することに期待を抱いている。他の試合でも出場機会を得られる期待を抱いていたが、出場できないか、5分の間ピッチに立つだけだった。だけど、今回は僕のカーサに帰るわけだし、出場したいと強く思っている。すべてがうまくいき、チーム全員がパンプローナで満足できることを願っているよ」

オサスナ戦で、チームはクン・アグエロを累積警告で欠くことになるが、フアンフランは何も心配していないようだ。

「チームには、ゴールチャンスを得るためには十分すぎるほどのストライカーがいる。僕たちは信じられないくらい集中して練習に励んでいるし、皆が強い意志を持ってプレーをするだろう。僕たちは、監督をすげ替えた後に大きな自信を得たチームと、攻略が難しいピッチで対戦することになるんだからね。勝利を収めるため、チームが最高のパフォーマンスを見せられることを願っている。勝ち点3獲得以外の選択肢はないんだ。でなければ、ヨーロッパリーグは遠ざかってしまう」

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