アセンホ「笑顔でリハビリに臨む」

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レンタル移籍先のマラガで、今季中の復帰が絶望となる右ひざ前十字靭帯断裂という重傷を負ったアトレティコ・デ・マドリーのセルヒオ・アセンホだが、順調にリハビリをこなしているようだ。

「回復のためのプランを順調にこなせていることに満足している。ひざは僕の思う通りに反応しているし、何も問題はない。完治が見込まれている夏に向け、これからもリハビリをこなしていくよ」

「現在はリハビリの第一段階を終えたところだ。これからが最も難しい。ひざを曲げていくという、デリケートな期間に突入するからね。第二段階では理学療法士とともに、プールで少しずつひざに負担をかけていくリハビリを行うんだ」

1年間に同じ個所を2度負傷したアセンホだが、将来を楽観的に捉えているようだ。

「僕はまだ21歳だ。タオルを投げることはできない。1年間でネガティブな経験を2度したけど、僕の願いはひざをちゃんと回復させることだけだ。毎朝、悲しみとともにリハビリに臨むことはできない。笑顔を浮かべながら臨むように努めるよ。与えられた人生に感謝をしなくてはいけないんだ」

アセンホはまた、約3カ月間在籍したマラガに感謝を述べた。

「マラガには感謝の言葉しか持ち合わせていない。マラガに在籍していた期間は短かったが、本当に素晴らしい日々だった。負傷中に入団したにもかかわらず、僕を信頼してくれたマラガは、いつまでも心の中にあり続けるだろう。彼らは前に進むために十分なチーム力を備えている。これからも動向を見守っていきたい」

今季のアトレティコについては、欧州カップ戦出場権を必ず獲得しなければならないと述べた。

「アトレティコは今季、その浮き沈みのあるパフォーマンスによって苦しんでいる。だけど欧州カップ戦出場権獲得のためには、十分なクオリティーを備えている。勝ち点3を重ねることに苦慮している彼らだが、素晴らしい試合を演じられるキャパシティーを示してきた。昨季に優勝を果たしたヨーロッパリーグの敗退は、本当につらいことだった。だけど現在は、より上位に位置するために最大限のパフォーマンスで戦わなければいけない」

一方でアトレティコの医療スタッフであるホセ・マリア・ビジャロンは、アセンホが良い感覚を持ってリハビリに励んでいると語った。

「リハビリの最初の数カ月では、選手が気力と自信を持つことが重要だ。彼は懸命にリハビリに励んでおり、順調にプロセスを進めている。彼のひざは完璧な形で動いている。良い状態だよ」

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