ウイファルシ「僕は“殺人者”と呼ばれていた」

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23日に記者会見場に姿を現したトマシュ・ウイファルシは、EURO2012予選でスペイン代表と対戦する母国のチェコ代表についてコメントした。

「僕たちにとって、この試合は最重要なものではない。スペインは確実にグループリーグを突破するだろうからね。僕たちにとって重要なのは、他のチームとの対戦で勝ち点を重ねることだ。チェコ代表は他の試合のための準備をしなくてはいけない。もちろん、スペイン代表から勝ち点を獲得できたら素晴らしい」

「現在のチェコ代表は、多くの興味深い選手がプレーしている。ほとんどが国外でプレーし、チームの重要な役割を担っている選手もいる。現在のチェコ代表はコラー、ネドベド、ポドルスキらがいた3~4年前のチームとは別物だ。チームを新たに構築している最中だが、しっかりとまとまっているね」

ウイファルシはまた、チェコ代表を引退したことに後悔はないとも話した。

「チェコ代表を引退したのは2年前だが、良い決断だったと思う。クラブでの練習と試合に集中したかったんだ」

一方でウイファルシは、1-2で落としたビセンテ・カルデロンでのデルビーについては、チームが良いパフォーマンスを見せていたという見解を示した。

「強大なライバルを相手に、僕たちは良い試合を演じた。あの敗戦が、チームにとって大きな打撃になったと考えることはできない。僕たちはページをめくり、次の試合に向けて準備をしなくてはならない。過去を考える必要はないんだ。僕たちはマドリーを相手に多くのチャンスを手にしたが、すべては終わったことだ。次の試合の準備をしなくてはならない」

デルビーで、クリスティアーノ・ロナウドがヒールキックなどのプレーを見せていたが、ウイファルシはそれが挑発行為であったとは考えていないようだ。

「それがフットボールなんだ。試合中は多くの挑発行為がある。僕にとっては審判が正しい判定をしない場合が、本当の挑発行為だ。各々で受け止め方は違うものだし、フットボールは人々がスペクタクルを見たくて集まるスポーツなんだ」

アトレティコファンがマルセロに“猿”、クリスティアーノに“死ね”コールをしたことについて問われると、こう返した。

「(記者たちに対して)すべてのピッチで、僕が“殺人者”と呼ばれていたことを覚えているだろう? 悲しいことに、フットボールにはそういう側面もあるんだよ」

ウイファルシはさらに、チームがディフェンス面で問題を抱えているという指摘を一蹴した。

「このチームのDFとしてプレーすることが難しいとは思わない。僕たちはディフェンスは大きく改善された。入団した当初は4人だけでディフェンスをしていたが、前線からしっかりとプレッシャーを仕掛けている」

最後にウイファルシは、ヨーロッパリーグ出場権獲得への意気込みを示した。

「日曜日だけプレーしたくはない。僕たちは何としてでもヨーロッパリーグ出場圏内に入らなくてはならない。そうならなかったら、大きな失敗だ。僕たちは次の試合のことしか考えていない。チームは勝ち点をでき得る限り獲得しなくてはならない」

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