フォルラン「出ていきたくはない」

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「興味があるオファーなら受け入れるだろう。それがイタリアのクラブであってもね」と、15日に再び移籍の可能性を示唆したアトレティコ・デ・マドリーのディエゴ・フォルラン。しかし、翌日に行われたシウダー・デポルティーバの記者会見では、クラブ残留が自身の希望であることを強調した。

「すべては噂でしかない。僕が話したのは仮の話であって、ここから出ていきたいわけじゃない。移籍の可能性について質問するのは君たちじゃないか。僕が君たちに『最高のオファーが来たらどうする?』と質問したら、どのように答えるんだい? 僕は誠実な気持ちで、自分の考えを言っているだけだ。今季を最高の形で終わらせることだけに集中しているし、先のことなんて何も意識してはいない」

また、来季もアトレティコにとどまるという見解を述べた。

「そう思うよ。僕の退団が騒がれていたことはこれまでもあったが、他クラブからの正式なオファーが届いたことは一度だってない。現在は何も考えていないんだ。僕は最高の街に住み、素晴らしい挑戦を持つ偉大なクラブでプレーしている。ここで幸せだし、契約はあと2年残っている」

アトレティコは19日に1998-99シーズン以来勝ち星から見放されているデルビーに臨むが、フォルランは勝利を取り戻す可能性が十分にあるという考えを口にした。

「そういう状況は、いつの日か変わるものだ。11年間勝っていないが、このような試合に本命はいない。僕たちはバルセロナを相手に完璧な試合を演じて勝利を収めた。アトレティコは守るべきユニフォーム、クレストを持っているチームだ」

レアル・マドリーにどう立ち向かうべきかを問われると、次のように返した。

「僕たちは守備面でミスを犯すことができない。そして攻撃時には正確なプレーを見せる必要がある」

一方で、現在のマドリーが強大なライバルであることも認めた。

「彼は世界最高の監督の一人だ。それを率いてきたすべてのチームで示した。レアル・マドリーは偉大な選手たちを擁している。クリスティアーノ・ロナウドは世界最高の選手の一人で、カシージャスという偉大なGKもいる。彼らのディフェンスは素晴らしいし、中盤も良い選手ばかりだ」

チームメートが意図的にフォルランにパスを出していないと報道されたことについては、一笑に付した。

「大きな反響があったようだが、ただのニュースの一つだ。僕たちは良い関係を築いている」

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