『アス』によると、アトレティコ・デ・マドリーのスポーツディレクターであるヘスス・ガルシア・ピタルチは、数カ月前からサンパウロのルーカスに目を付けているようだ。ラストパスやエリア内への飛び出しなどに特徴を持つ攻撃的MFの同選手は、1月に行われた南米ユース選手権でU-20ブラジル代表を優勝に導く活躍を見せ、フル代表にも選出された。
アトレティコが18歳のルーカス獲得を実現するにあたり、大きな障害となるのが移籍金だ。ブラジルの宝石はサンパウロと2015年まで契約延長をし、ヨーロッパのクラブ対策として移籍金は8000万ユーロに設定された。この額により、ルーカスはフラメンコのロナウジーニョ(1億7100万ユーロ)に次ぎ、2番目に価値のあるブラジル人選手となった。なお、ルーカスとともにブラジルの宝石と称されるサントスのガンソ、ネイマールの移籍金はそれぞれ4800万ユーロ、3800万ユーロに設定されている。
アトレティコにとって8000万ユーロという膨大な移籍金を支払うことは不可能だが、少なくとも魅力的な年俸は用意することができるだろう。ルーカスがサントスと結んでいる年俸契約は56万8211ユーロとなっている。
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