キケ「目標達成のためにはクンとフォルランが必要」

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2日のリーガエスパニョーラ第26節、アトレティコ・デ・マドリーはコリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦を1-1のドローで終えた。キケ・サンチェス・フローレスは試合後、ヘタフェが開始2分でゴールを決めたことによって、困難な展開を強いられたとコメントした。

「勝利するために試合を戦ったが、そうできなかった。試合の感覚的にも悔いが残る。チームのボールポゼッションは55%だったのだからね。ゴールチャンスは少なかったが、我々は彼らのゴールの近くでプレーした。そして彼らのGKのプレー機会は我々のGKよりも多かったんだ。試合内容を考えても、この結果には満足することができない。我々の同点ゴールはもっと早い段階で決まらなければならなかった」

「しかし、この試合の行けを決定付けたのは2分に決まった彼らのゴールだった。あのゴールはヘタフェが完璧な試合運びをすることを許すものだったんだ。試合終了後、選手たちはスペースがなかったことを嘆いていた。2分にゴールが決まることは、大きな問題となってしまうんだ。リードを許すとスペースを消されるため、難しい試合を強いられる」

また、ヘタフェの開始直後のゴールの影響を最も受けたのが、クン・アグエロとディエゴ・フォルランの2トップであるという見解を示した。

「ヘタフェが決めた早い時間帯のゴールは、試合のコンディションを決定付けてしまった。レジェス、、ラウール、チアゴは攻撃を組み立てることができていたし、中盤までは困難なことが何もなかった。しかしストライカー2人が満足にプレーできなくなってしまった。彼らは最後までスペースを見つけられず、難しいプレーを強いられた」

そして、チームが欧州カップ戦出場圏内に到達するために、クンとフォルランのゴールが必要であると述べた。

「シーズン終盤は、彼ら2人が必要となる。我々が目標を達成するには、クンとフォルランには何としてでも活躍してもらわなければ。シーズン終盤を戦うため、チームは彼らがより快適にプレーできるようにし、さらなるゴールチャンスを与えなくてはならない」

一方でキケは、ビセンテ・カルデロンで行われる次節のビジャレアル戦を見据え、カーサで勝ち点3を獲得する必要性を説いた。

「勝ち点1ずつを獲得しても、目標には届かない。チームは勝ち点3をカーサで獲得する必要がある。我々はカーサで、喜びや前半戦のような素晴らしい感覚を取り戻さなければならない」

「5~6位との勝ち点差はわずか5~3ポイントしかない。ただ、勝ち点を獲得するには、大変な努力が必要なんだ。今季が簡単なシーズンにはなると思えないし、ヨーロッパリーグに入るという第二の目標を達成することも容易ではない」

フィリペ・ルイスを招集しなかったことについて問われると、まだチームに適応している段階であるためと返答した。

「現在のフィリペはチームに適応している最中だし、これからアトレティコにとって重要な選手になる。深刻な負傷のために6カ月間ピッチから離れていた彼にとって、今季は難しいシーズンだろう。彼はまだ、このチームの確実なプレーというものを完全には理解していないし、不安に苛まれながらプレーしている。そして私は、ナーバスになっていない選手を試合で起用する」

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