28日の記者会見に出席したのはアルバロ・ドミンゲスだ。同選手は過密日程の中で行われれる今週の試合が、チームの今後を決定づけるという見解を示した。
「厳しい日程の中で戦う2試合が、チームの未来を決めるだろう。皆がそう意識しているし、すべてを懸けて戦うよ」
また、先発で出場した前節セビージャ戦での手応えを口にした。
「チームは良いプレーをしていた。選手全員が100%の力で戦っていたね。勝利に相応しかったとも思うけど、最終的には引き分けという結果を導いた。それにヘタフェ戦に勝利できれば、その引き分けも悪い結果じゃなくなる」
チームがビセンテ・カルデロンでの試合で、4試合勝ち星を得ていないことにも言及した。
「今季開始直後は、カルデロンでも良い結果を収めていた。だけど、その後に少しゆるんでしまったように思う。ただ懸命に働くことで、この状況を変えることができるはずさ。僕たちはファンを前にした試合で、勝利を手にしなければならないことを知っている。次の試合からシーズン最後まで、僕たちはカーサで勝ち点を獲得しなければならない」
セビージャ戦後に、相手チームのシュートが高確率でゴールになるとキケ・サンチェス・フローレスや複数の選手がコメントしていたが、ドミンゲスもその意見に同意した。
「セビージャは3回のチャンスで2ゴールを記録し、僕たちは7~7回のチャンスで2ゴールだけしか決められない。だけど、それこそがフットボールなんだ。他の試合では、僕たちがもっとゴールを決められることもあるだろう。ただ、ライバルがそういう運を持っていれば、勝利することは難しくなる」
セビージャ戦でベンチに下がった際のディエゴ・フォルランの態度が話題となっているが、ドミンゲスはチーム全員がフォルランの気持ちを理解を示しているとコメントした。
「僕たちは、その状況について理解している。熱くなっている時には、様々なことが起こり得る。監督もチームメートも、どうしてそのようなことが起こったかを理解しているんだ。今回はフォルランだったが、誰にでも起こり得るようなことだと思う」
一方でアトレティコのカンテラーノは、自身がレギュラーでもベンチでもチームのために全力を尽くすことを誓った。
「レギュラーでもベンチスタートでも、僕が行う仕事は変わらない。クラブはそのために僕に給料を支払っているんだ。最大限のプレーでアトレティコのカラーを守っていきたい。チームにすべてを捧げるよ」
さらに、現在のアトレティコには十分な選手層があるという考えを述べた。
「僕たちには素晴らしいチーム力がある。僕がプレーし、ペレアがベンチに座ることだってあるんだ。それは、どの選手が出場しても、良いプレーができることを示している」
アトレティコが月曜開催の試合に割り振られる確率が高いことについても意見を述べた。
「月曜開催の試合が、各チーム均等に割り振られていないことは明らかだ。でも僕たちはスケジュールに従ってプレーしなければならない」
最後に、前々節サラゴサ戦の勝利で、チームが復調していることをアピールした。
「成果を挙げられない日々が続いていたけど、サラゴサ戦の勝利によって、僕たちは頭を上げることができた。チームはしっかりと働いているし、各選手が100%の力を出している。選手たちに欠けているのは、持てる力を出し尽くし、ロッカールームに向かう際にチームメートの顔を見る元気もないことだけだ。今後は結果もついてくるだろう」
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