『アス』セビージャ戦レポート

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◇バラス、良好なアトレティを止める

両チームともドローは望んでいなかった。両チームともドローには値しなかった。アトレティコの勝利は正当なものだった。セビージャもまた同じだ。それでも、勝利により近かったのはアトレティコか。だが、チアゴの間を置かない間接フリーキックから放たれた勝ち越し弾となるはずのクンのシュートは、ハビ・バラスに防がれた。

ドローはカーサのアトレティにとって、新たなつまずきとなった。今季のリーガで、アトレティは勝利はもとより、良いパフォーマンスを披露するレベルにもなかった。この試合では、コケをピッチから下げたキケに口笛が吹かれ、フォルランが怒りを隠さずにベンチに戻った時には、スタンドからウルグアージョに対する拍手が送られた。

前半はアトレティコがセビージャを圧倒した。しかしバラスは見事な好守を4度見せた。キャッチすることはできなかったが、シュートを弾き、アトレティコの攻勢を退けた。セビージャも少ないながらもチャンスをつくった。ラキティッチが5分にデ・ヘアに恐怖を与えることに成功したが、このシュートはゴディンに防がれた。31分にはネグレドがバセリーナを試みた。アトレティコは、レジェス、、アグエロ、コケが決定機を迎えた。最も可能性があったのはコケの決定機だ。41分に、カルデロンの満員の観衆が唖然としたネグレドのゴールの5分後に放たれたものだった。

ハーフタイム、掲示板に映された0-1というスコアは正当なものではなかった。アトレティコにとっては違うスコアが相応しかった。後半開始直後、コケがディエゴ・フォルランの見事なクロスから素晴らしいヘディングシュートを決め、チームに同点弾をもたらした。だがセビージャの攻撃は、次第にその勢いを増していった。チームを牽引したのはヘスス・ナバスだ。世界王者のサイドアタッカーは良質なクロスでゴールチャンスを演出したが、ネグレドとルイス・ファビアーノはわずかに合わせられなかった。

後半の中盤はスペクタクルな内容となった。すべての選手が、プレーするという選択肢以外は価値がないことに気づいた時間帯だった。なぜならば、審判委員会の方針をぐらつかせるような試合裁きを示してきたマテュー・ラオスが、試合が激しさを増そうとも、プレーを止めなかったからだ。アトレティコとセビージャは、激しいプレーの応酬の中で2ゴール目を目指した。その中で、バラスはアトレティコにとって大きな壁となり続け、クンの個人突破からのシュートとコケのチャンスを防いだ。

後半の開始直後にはネグレドがウイファルシに押されたとペナルティーを要求し、57分にはクンもエリア内で倒され。マテュー・ラオスに訴えた。そしてラキティッチがナバスのクロスから1-2としたのは66分だった。しかしアトレティコも、76分にアントニオ・ロペスのスペースを突いたスルーパスから、レジェスがバラスの守るゴールを破って同点に追いついた。

クンは80分に、3-2とできたはずだった間接フリーキックからのシュートを放っており、ネグレドも86分に2-3とできるクロスバー直撃のミドルシュートを食らわせていた。さらにセビージャは、カペルがペナルティーを要求する場面もあったが、マテュー・ラオスは他の場面と同じように笛を吹かなかった。彼は再び論争を巻き起こすのだろうか?

≪アトレティコ・デ・マドリー≫
GK
デ・ヘア 1

DF
ウイファルシ 1
ゴディン 2
ドミンゲス 2
1

MF
レジェス 2
チアゴ 1
1
2
(67→ 1)

FW
フォルラン 2
(83→ジエゴ・コスタ -)
クン・アグエロ 1

≪セビージャ≫
GK
ハビ・バラス 3

DF
ダボ 1
(60→ 1)
ファツィオ 1
エスキュデ 1
ナバーロ 1

MF
・ナバス 3
メデル 1
ラキティッチ 2
ペロッティ 1
(67→カペル 1)

FW
ルイス・ファビアーノ 1
(89→レナト 1)
ネグレド 3

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