キケ・サンチェス・フローレスが率いるアトレティコ・デ・マドリーは今季、欧州カップ戦出場権を争うライバルたちを相手に良い成果を挙げていない。ヨーロッパリーグ出場圏内より上にいるチームを相手に勝利したのは、サン・マメスで行われた第2節アスレチック・ビルバオ戦だけだ。またビルバオ戦以外で勝ち点を得たのは、メスタージャでの第4節バレンシア戦のドローのみとなっている。その他の試合では敗戦している。
バルセロナとレアル・マドリーがコパ・デル・レイ決勝で対戦するため、カタストロフィーが起きない限りは、7位のチームがヨーロッパリーグ出場権を獲得することになる。現在そのポジションに位置するのはセビージャだが、勝ち点1差の9位に位置しているアトレティコにも十分チャンスがある。ただ、ロヒ・ブランコは欧州カップ戦出場権を争うライバルを相手に勝ち点を奪わなければならない。アトレティコが7位以上に位置するチーム相手に得た勝ち点は、前述の通り30ポイントのうちわずか4ポイントだ。
(0/6)
バルセロナ
(0/3)
レアル・マドリー
ビジャレアル
エスパニョール
セビージャ
(1/6)
バレンシア
(3/6)
アスレチック・ビルバオ
またマンサナーレスのメガクラックも、ライバルを相手に良い結果を残せていない。FWディエゴ・フォルランがサン・マメスでのビルバオ戦で1ゴール、FWクン・アグエロがカルデロンでのエスパニョール戦で1ゴールを記録したのみとなっている。
アトレティコは欧州カップ戦出場権を獲得する義務を背負っている。そのためにはまだ対戦を控えているマドリー、ビジャレアル、エスパニョール、セビージャとの試合で結果を出さなくてはならない。そして26日のセビージャ戦が、ロヒ・ブランコにとって第一の試練となる。現在グレゴリオ・マンサーノが率いるアンダルスは、カルデロンを舞台としたリーガでの71試合で、14回勝利している。
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