24日付の『マルカ』によると、アトレティコ・デ・マドリーはサントスに所属するFWネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニオールの獲得を狙っているようだ。アトレティコの今夏の移籍市場での補強のプライオリティーはマンチェスター・シティMFダビド・シルバにあるが、同紙はネイマールも獲得候補リストの上位に位置していると記した。
先月にペルーで開催されたU-20コパ・アメリカで、ブラジル代表を優勝に導いてMVPに輝いた19歳のネイマールは、欧州のビッグクラブが獲得を狙う逸材として知られている。
アトレティコにとってのネイマール獲得における最大の障害は、同選手の移籍金が3000万ユーロ前後であることだろう。昨夏にネイマールとの契約を2015年まで契約を延長したサントスの会長であるルイス・アルバロ・デ・オリベイラは、3000万ユーロ前後のオファーでネイマール退団を認める方針とされる。
またアトレティコにとって、移籍金以外でネイマール獲得の障害となりそうなのが外国人枠の問題だ。現在はMFエリアス、DFディエゴ・ゴディン、FWジエゴ・コスタが同枠で在籍しているが、いずれかの選手が2重国籍を取得した場合、アトレティコは獲得を決めているサンパウロDFジョアン・ミランダかレンタルでベンフィカに在籍しているFWエドゥアルド・サルビオを迎え入れる考えのようだ。
なお、南米出張を繰り返しているアトレティコのSDヘスス・ガルシア・ピタルチは、ネイマールの他に、同じサントスのDFアレックス・サンドロ、MFアラン・パトリックにも目をつけているという。
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