23日に記者会見に出席したMFマリオ・スアレスが、25日のリーガエスパニョーラ第25節で対峙するセビージャについて言及した。同選手は、昨季のコパ・デル・レイ決勝の舞台で戦い、さらに今季には欧州カップ戦出場権を争っているアトレティコとセビージャとの間に、特別なライバル心があるとコメントした。
「勝ち点が必要なのは別にして、僕たちはライバルに打ち勝つという意欲を持っている。アトレティコとセビージャとの間には特別なライバル心がある。それにファンを前にした試合で、彼らに勝利する以外の選択肢はないはずだ」
セビージャは23日にヨーロッパリーグのポルト戦に臨むが、マリオ・スアレスはアトレティコがそのことを考えるべきではないとの見解を示した。
「彼らが木曜日と土曜日に試合を戦うことは、皆が理解している。彼らにとっては疲労が溜まるスケジュールだが、僕たちは自分たちのことだけに集中しなくてはならない。100%の力で土曜日の試合に臨むことをね」
また、前節でサラゴサに勝利した勢いを継続しなくてはならないと述べた。
「サラゴサ戦では、クロスバーに相手のシュートが阻まれるという運にも恵まれた。他の試合では、失点となっていたかもしれないね。チームはこれまでも良い状態にあったんだ。そしてサラゴサ戦の勝利は、チームに落ち着いた1週間を与えてくれた」
「そして現在は、サラゴサ戦勝利の勢いに乗り、セビージャという素晴らしいライバルを倒さなくてはならない。目標であるヨーロッパリーグ出場権獲得を達成する自信を得るためにね」
一方でマリオ・スアレスは、勝ち点13差をつけられているチャンピオンズリーグ出場圏内に入ることを、現在は考える必要がないとの意見を口にした。
「あまり先のことを考えず、一歩ずつ進んでいきたい。現在は、土曜日に行われる試合で勝ち点3を獲得しなければならない。その後には、次の試合を見据えることになる」
23日の練習で左足首に軽度の捻挫を負ったFWディエゴ・フォルランについても触れた。
「彼は打撃を受けて、練習を切り上げた。もちろん、僕たちにとって彼は重要な選手だ。それに現在は、すべての選手が出場できる状況にあることが望ましい。チームが一丸となって、お互いを助け合うことが必要なんだ」
さらに、19日に風邪をひき、23日に全体練習に復帰したマリオ・スアレスは、「まだ本調子ではないね」と話した。
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