セレソ会長「欧州カップ戦出場権獲得は難しい」

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アトレティコ・デ・マドリーの会長であるエンリケ・セレソが、チームの欧州カップ戦出場権獲得が難しいことであると認めた。

「欧州カップ戦出場圏内に入るのは困難なことだろう。われわれも、そのように考えている。しかし、フットボールでは不可能なことはない。どんなことだって起こり得る」

一方でセレソは、キケ・サンチェス・フローレスの解任を考えていないことを強調した。

「皆の意見が一致することはない。わたしには良い監督に映っても、その他の者にとっては違うことがある。しかし唯一言えるのは、われわれの監督に背きはしないということだ。それは、わたしの主義に反することだからね」

「良い監督、悪い監督のいずれかを招へいし、どちらが3連敗しても皆が解任だと叫ぶ。しかし、われわれには忍耐力がある。クラブの誰もが、キケが偉大な監督であることを疑っていない。そのことは何度も説明したはずだ。キケはアトレティコで指揮し続ける。われわれはキケと選手たちとともにいる」

映画プロデューサーが本職のセレソは、現在のチームに相応しい映画を挙げた。

「“ラ・オラ・デ・ロス・バリエンテス(勇者たちの時)”だね。選手たちは勇気を持ちながら、勝利を目指さなければならない。これからセビージャ、ヘタフェ、ビジャレアルと厳しい相手との戦いが続く。チームは勝利によって、成功をつかむんだ」

FWクン・アグエロやGKデ・ヘアの売却が噂されるアトレティコだが、セレソは選手たちがクラブにとどまることを望んでいるとの見解を述べた。

「選手たちは、最終的にプレーしたいクラブに在籍するものだ。そしてアトレティコは選手を売却するクラブではない。フォルラン、クン・アグエロ、デ・ヘア、そしてフェルナンド・トーレス…。彼らはアトレティコとともに歩み続けるだろう。このクラブに狂おしいほどの愛情を感じながらね」

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