3年連続でシルバ獲得に動く?

この記事は約2分で読めます。

18日付の『マルカ』によると、アトレティコは2009、2010年の夏の市場に引き続き、スペイン代表MFダビド・シルバ獲得を目指すようだ。昨夏、シルバは移籍金3000万ユーロでバレンシアからマンチェスター・シティに加入したが、アトレティコ経営陣は同選手の獲得に、三度動くという結論を出した。

この結論に達した要因としては、同選手の状況が挙げられる。シルバはプレミアリーグでのプレーに、満足していないとされている。世界王者のメンバーはバレンシア残留を望んでいたものの、クラブの経営難によって、シティ移籍を了承せざるを得なかった。

一方で、シルバと3年契約を結んでいるシティは、昨季にバレンシアに支払った移籍金を補償する額を提示されなければ、同選手の放出を容認しないだろう。このためアトレティコは、今冬に拒否した他クラブからの選手獲得オファーの受け入れや減俸などによって、移籍金捻出を考えているという。

またアトレティコは今後、メガクラック獲得にプライオリティーを置き、その他の選手の獲得費用は抑える方針のようだ。アトレティコは来季以降、クンとデ・ヘアを柱とした陣容に、チームをつくりなおす計画を立てている。その陣容におけるクン、デ・ヘアに続くメガクラックとして、シルバを欲しているという。

アトレティコは、シルバの代理人であるフリオ・ジョレンテとの関係を保っている。また、グローバル戦略の一環として、業務提携を結ぶクラブの候補にも挙がっているなど、シティとは友好関係を築いている。もちろん経営陣は、シルバ獲得が簡単に達成できる目標であるとは考えていない(少なくとも、欧州カップ戦出場権を得る必要があるだろう)。しかし、価値のある試みだと捉えている。

コメント