アトレティコ・マドリーを今季限りで退任すると公言したキケ・サンチェス・フローレス監督がスペイン『カデナ・セール』のインタビューに応じ、来季もチームを率いることは不可能であったとの見解を示した。
「もうすべてが決定しているんだ。私はこのような経験を、バレンシアを2シーズン目で退団した時にしている。続投の可能性がなかったのは明らかだった」
グレゴリオ・マンサーノ監督の後任としてセビージャを率いるのかを問われると、こう返した。
「まだ誰とも話していないが、多くの報道がされているね。どのチームを率いるかは分からない。セビージャについては、マンサーノに敬意を示さなければならない。ただ、遅かれ早かれ、あのチームを率いると感じている。あのクラブとは“フィーリング”が合うし、敬意を持っている」
今季のアトレティコが、“スペイン第3のクラブ”という地位に相応しい結果を残せなかったことを認めた。
「アトレティコは“スペイン第3のクラブ”と呼ばれる組織を持つが、そのメンタリティーを保ち続け、コンスタントに結果を出していかなければならない。だが、今季の結果は厳しいものだった」
15日のエルクレス戦の招集リストから外すなど、確執が大きく取りざたされるFWディエゴ・フォルランについては、次のようにコメントした。
「各試合で、私はより正しいと思われる決定を下している。個人的な問題は何も絡んでいない。プロフェッショナルとして、常に決定を下しているんだ。フォルランについては、落ち着きを持って最高の状態に戻るのを待っていた。邪険に扱ったことなど一度もないし、彼の復活を信じていた。彼の最高のプレーを引き出せなかったことは、私の監督業における敗北だ」
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