スーパーカップ、欧州王者の勝利数が劣勢に

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27日のUEFAスーパーカップではクラブ・アトレティコ・マドリーがFCインテル・ミラノを2-0で下した。この結果、18対17と、欧州第2のクラブ大会の覇者のほうが欧州王者より優勝回数で上回った。

2003年以降、UEFAスーパーカップの優勝杯には2つの大会の王者が交互に刻まれてきた。その流れは27日のスタッド・ルイ2世でも続き、UEFAヨーロッパリーグ覇者のアトレティコが、後半のホセ・アントニオ・レジェスとセルヒオ・アグエロのゴールで、UEFAチャンピオンズリーグ覇者のネラッズーリ(インテルの愛称)に勝利した。

2005年にリバプールFCの指揮官としてスーパーカップを制したインテルのラファエル・ベニテス監督は、アレックス・ファーガソン監督、ルイス・ファン・ハール監督に続く、2つの異なるクラブでスーパーカップを制した史上3人目の監督になるチャンスを逃した。同大会にはここまで、欧州の東から西まで、合計15カ国のチームが出場している。

そのうち複数回、優勝杯を手にしているのは、ACミラン、リバプール、AFCアヤックス、FCバルセロナ、RSCアンデルレヒト、バレンシアCF、そしてユベントスの7クラブのみ。アトレティコは23番目の優勝経験チームとなったが、インテルは今後も初制覇を目指すことになる。

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