28日に行われたスペイン・リーガでは、レアル・マドリーCFがクラブ・アトレティコ・マドリーに3-2の逆転勝利を収め、得失点差でFCバルセロナを上回る首位の座を守った。
アトレティコは10分、セルヒオ・アグエロの絶妙なパスを受けたホセ・アントニオ・レジェスが先制ゴールを決め、敵地サンチャゴ・ベルナベウの観衆を沈黙させた。対するマドリーはゴンサロ・イグアインやクリスチアーノ・ロナウドが前半のチャンスを生かせず、地元サポーターも徐々に不安をつのらせていく。しかし、マヌエル・ペレグリーニ監督率いるホームチームは、後半開始からの10分間で試合をひっくり返した。まずCKのチャンスを得ると、シャビ・アロンソがラウール・アルビオルのヘディングシュートに飛び込んで同点。その直後には、オフサイドトラップを抜け出したアルバロ・アルベロアが、巧みなシュートで逆転ゴールを決めた。
その後、アトレティコの緩慢な守備を突いたイグアインもネットを揺らし、マドリーはリーグ戦で10試合連続の1試合3得点以上を記録する。対するアトレティコはその直後、アロンソのハンドで獲得したPKをディエゴ・フォルランが沈めたものの、1点差に詰め寄るのが精いっぱいだった。そのまま逃げ切ったマドリーは、リーグ戦の連勝記録も11に伸ばしている。
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