アトレティコ、初出場アポエルを迎え撃つ

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昨季、12シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たしたクラブ・アトレティコ・マドリー。欧州の大舞台で再び栄光を目指すために、彼らは本拠地で行われるグループリーグ初戦、大会初出場のアポエルFC戦を勝利で飾りたいと考えている。

過去の対戦
アトレティコにとってはキプロス勢との初対戦となるが、アポエルはこれまでスペイン勢と6回対戦し、4敗2分けの成績を残している。1995-96年のUEFAカップウィナーズカップ1回戦第2戦ではRCデポルティボ・ラ・コルーニャに0-8で大敗。スペイン勢との対戦中、最大得点差での敗北を喫した。

マッチ・バックグラウンド
昨シーズン、アトレティコは決勝トーナメント1回戦で、今回同じグループDに入ったFCポルトと対戦。ビセンテ・カルデロンで2-2と引き分けた後、敵地で0-0で終わったため、アウェーゴール差で敗れた。

昨季スペイン・リーガ4位に入ったアトレティコは、プレーオフでパナシナイコスFCと対戦。敵地では3-2で勝利、本拠地でも2-0と快勝し、グループリーグ出場を決めた。

アポエルはプレーオフでFCコペンハーゲンと対戦。敵地での第1戦を0-1で落としたものの、本拠地で3-1で勝利し、キプロス勢の2大会連続出場を決めた。予選3回戦ではFKパルチザン(本拠地で2-0の勝利、敵地で0-1の敗戦)、予選2回戦ではEBストレイムル(敵地で2-0の勝利、本拠地で3-0の勝利)を下している。

昨季のアトレティコは、オランダで行われたグループリーグ第1節でPSVアイントホーフェンに3-0で快勝。前半にセルヒオ・アグエロが2得点をマーク、さらに後半開始直後、マニシェが3点目を記録した。グループDのホーム3試合では2勝1分け、決勝トーナメント1回戦のポルトとも引き分けたため、ホームでは負けなしだった。

両チームのつながり
アトレティコのトマシュ・ウイファルシは2002年2月13日、ニコシアにあるGSPスタジアムで行われたキプロスとの親善試合にチェコ代表として出場。試合は4-3でチェコが勝っている。2007年3月28日にリベレツで行われたUEFA EURO 2008(TM)予選のキプロス戦(チェコが1-0で勝利)にも出場した。

シモンは2001年10月5日にラルナカのアントニス・パパドプロス・スタジアムで行われた2002年FIFAワールドカップ予選のキプロス戦(3-1でポルトガルが勝利)で、80分からプレーしている。

ディエゴ・フォルランは2002-03年のUEFAチャンピオンズリーグで、イスラエルのマッカビ・ハイファFCとアポエルのGSPスタジアムで対戦。フォルランのプレーしていたマンチェスター・ユナイテッドFCが0-3で敗れた。

アポエルにはかつてスペインでプレーした経験を持つ選手が5人いる:アドリアン・シコラ(2008-09年シーズン、レアル・ムルシアCF)、カミル・コソフスキ(2008-09年シーズン、カディスCF)、エリオ・ピント(2004-05年シーズン、セビージャFCのBチーム)、ネナド・ミロサブリュビッチ(2004-2006年、カディスCF)

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