逸機に不満を示すフェレイラ監督

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ビセンテ・カルデロンで行われたUCL決勝トーナメント1回戦第1戦で、FCポルトは再三チャンスをつかみながらも得点につなげられず、クラブ・アトレティコ・マドリーと2-2で引き分けた。チームを率いるジェズアルド・フェレイラ監督は「敗戦のように感じる」と悔しがった。一方、敵将のアベル・レシノ監督は、ホームの利を生かせなかったとはいえ、引き分けは「悪い結果ではない」とし、2週間後の第2戦で勝つのは自分たちだと自信を見せた。

アトレティコのアベル・レシノ監督
試合に勝ちたかったのはやまやまだが、今日の相手はとても強く、スピードのあるFWを複数擁する素晴らしいチームだった。ほぼ互角の接戦だったので、引き分けは悪い結果ではないが、最後はすっかり疲弊してしまった。ポルトは偉大なチームだが、われわれはひるまずに立ち向かい、第2戦に勝たなければならない。オプションはたくさんあるので、決してあきらめない。セルヒオ・アグエロは頑張っていたが、ポルトのCB陣がとてもよかった。(フローラン・)シナマ(・ポンゴーユ)を起用した意図は、マキシ(・ロドリゲス)を2列目に置いて前線でボールをキープすることにあった。今日の引き分けで、このカードの行方は分からなくなった。彼らはアウェーで引き分けをもぎ取ったが、われわれはポルトガルで勝てる。また、2週間後の第2戦には今日よりコンディションを上げて臨めるだろう。

ポルトのジェズアルド・フェレイラ監督
この結果はまるで敗戦のように感じる。しかし90分間、最後までペースを落とさず戦い抜くなど、たくさんの収穫もあった。選手の頑張りに値するものは得られなかったので、いい結果とはいえない。サッカーとは不思議なものだ。わずかなチャンスで得点できる時もあれば、そうでない時もある。今日はおかしな試合だった。前半は全力を発揮できなかったが、後半はよくなった。また主導権を握っていたが、たくさんのミスがあった。われわれはいいプレーをしたと思う。まだ勝ち上がるチャンスはあるが、今日の結果はグループリーグなら勝ち点2を落としたのと同じだ。ただ、われわれは常に意欲的に戦い、最初から最後まで集中力を切らさなかった。それが大事だ。

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