アトレティコがアギーレ監督を解任

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UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦を控えたスペインのクラブ・アトレティコ・マドリーが3日、ハビエル・アギーレ監督(50)の解任を発表した。後任は現役時代にアトレティコでGKとして活躍したアベル・レシーノ氏(49)に決まった。

不振
アトレティコは年明け以降のスペイン1部リーグで不振に陥っており、1日にはホームでレアル・バジャドリーCF戦に敗北。過去5試合で勝ち点2しか獲得しておらず、7位にまで順位を下げていた。スペイン国王杯でもFCバルセロナに敗れた。

好成績
アギーレ監督は2年半前にアトレティコの監督に就任。昨季は11季ぶりにUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得すると、今季の前半戦で素晴らしい成績を残した。アトレティコは冬季中断前の公式戦15試合で無敗。UEFAチャンピオンズリーグでもグループリーグを突破を決め、決勝トーナメント1回戦ではFCポルトと対戦することになった。

スペイン記録
新監督に就任したアベル・レシーノ氏は現在、スペイン2部リーグのCDカステジョンを指揮。現役時代はアトレティコで13年にわたって主力GKとして活躍し、14試合無敗を維持した1990-91シーズンには1275分間無失点のリーグ記録を樹立した。監督としては2005年にCFシウダー・デ・ムルシアを率いた後、UDレバンテでも指揮を執った経歴を持つ。

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