6日に行われたスペイン国王杯ベスト16のファーストレグで、バルセロナのリオネル・メッシがハットトリックを達成し、最後は10人となったクラブ・アトレティコ・マドリーを3-1で下した。
ハイティンガが退場
開始12分、ダニエウ・アウベスの巧みな突破からメッシの先制ゴールが生まれる。後半に入ると、アトレティコのヨン・ハイティンガがペナルティー・エリア内でメッシを倒して退場となり、アトレティコは残り時間を10人で戦わなければならなくなった。また、このPKはメッシがGKグレゴリー・クペの逆サイドに沈め、バルサのリードを2点に広げた。その後、途中出場のトーマス・ウイファルシが、シモンのコーナーキックに頭で合わせてアトレティコに1点をもたらした。
「素晴らしい活躍」
メッシは80分にハットトリックを達成する。エリア内でボールを受けると、クペの意表をつくループシュートを決めてみせた。さらにその直後には、ドリブルでアトレティコ守備陣を切り裂き、バーを叩く一撃を放った。国内リーグで2位に勝ち点11差をつけて独走するバルセロナは、この勝利で国王杯の準々決勝に大きく近づいた。チームを率いるペップ・グアルディオラ監督は、「今夜の選手たちの働きには非常に満足している。私たちは高い水準を保ち続けており、メッシは素晴らしい活躍を見せてくれた」と話した。
「尋常じゃない」
敵将のハビエル・アギーレ監督もメッシへの賛辞を惜しまない。「彼のプレーは尋常じゃない。大きな自信に満ちていて、チーム全体にポジティブな影響を与えている」と話した。国王杯のそのほかの5試合は7日に行われ、残り2試合は8日に組まれている。
コメント