アトレティコがアグエロの活躍で圧勝

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・スタジアムで行われたUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦第2戦は、ホームのクラブ・アトレティコ・マドリーが4-0でFCシャルケ04に圧勝した。公言通りにアトレティコをグループリーグへ導いたのは、見事な個人技で全ゴールに絡んだアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロだった。

輝きを放ったアグエロ
22分に自ら先制ゴールを決めたアグエロは、後半にもディエゴ・フォルラン、、マキシ・ロドリゲスらの追加点を演出。アトレティコはアグエロの活躍で2試合合計4-1の勝利を収め、1996-97シーズン以来のグループリーグ進出を決めた。

先制ゴール
最終的には圧勝したアトレティコだが、序盤は慎重な姿勢でシャルケの出方をうかがった。攻撃をけん引していった主将のマキシ・ロドリゲスは8分、果敢にボレーでゴールを狙うと、その後にはゴールライン際から折り返したが、これは惜しくもアグエロに合わなかった。すると前半半ば、フォルランがシャルケのペナルティーエリア内へ侵入し、シュートを放つ。GKマティアス・ショーバーが一度ははじくも、マルセロ・ボルドンのクリアを右サイドで拾ったルイス・ペレアが中央へクロス。フリーのアグエロが頭でたたきつけたシュートは、ゴール枠に当たってゴールへ吸い込まれた。

リードを拡大
このゴールで落ち着いたアトレティコは、30分過ぎに2-0とするチャンスを迎える。しかし、アグエロからボールを受けたシマンのシュートはポストを直撃。それでもアトレティコは後半直後に、アグエロのアシストで2点目を奪う。54分、スルーパスに抜け出したフォルランが、低く抑えたシュートでファーサイドのネットを揺らした。一方、このあたりから反撃を開始したシャルケに対し、アトレティコの守備陣は2度にわたってミスを犯す。ヨン・ハイティンガとペレアはオウンゴールを献上しそうになり、GKレオ・フランコを脅かした。

勝負あり
その後、シャルケも攻勢を強めていったが、ハイコ・ベスターマンのクロスは惜しくもファビアン・エルンストに合わない。続いてベスターマンが至近距離から放ったシュートも、フランコにセーブされた。するとその直後、この日の主役が再び2ゴールを演出し、アトレティコのグループリーグ進出を確実にする。まず82分には、アグエロのクロスからルイス・ガルシアが難なく決めて3-0。さらにその4分後、今度はアグエロのパスを受けたシモンがペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。シモンへのファウルでクリスティアン・パンダーが退場処分となった上、このPKをマキシ・ロドリゲスが冷静に沈めた。

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