パンダーのゴールでシャルケが先勝

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クリスティアン・パンダーの素晴らしいFKでFCシャルケ04がクラブ・アトレティコ・マドリーを下し、2週間後の第2戦に向けて幾分優位に立った。

前半のゴール
シャルケは30分、パンダーの直接FKで先制する。だが後半に入ると、ゲームの主導権はホームチームの手から離れていった。アトレティコは貴重なアウエーゴールのチャンスを何度か迎えたが、それらをことごとく逸し、76分にはアントニオ・ロペスがこの日2枚目の警告を受け、最後は10人で試合を終えた。

ラキティッチがチャンスを逃す
ゲルゼンキルヘンで行われた試合は満員の5万4142人の観衆を集め、序盤からホームのシャルケが攻勢に出る。1分、右サイドからのジャーメイン・ジョーンズのクロスに、ゴール前のイバン・ラキティッチがシュートを放つも、GKレオ・フランコの好セーブに阻まれる。その数分後にラキティッチはまたしてもチャンスをつかむが、ヘディングを打ちそこない、ゴールにはいたらず。だがシャルケは30分、パンダーがカーブをかけたFKをゴール上隅に叩き込み、先制点を挙げた。

アトレティコの逆襲
後半に入ると目を覚ましたアトレティコが逆襲に転じ、マキシ・ロドリゲスのロングシュートでGKマティアス・ショーバーを襲い、フローラン・シナマ・ポンゴーユのシュートはわずかに枠を外れた。同点を目指すアトレティコはその後もシャルケを攻め立て、得点の匂いが漂い始めていた。50分、ディエゴ・フォルランのパスを受けたシナマ・ポンゴーユがベネディクト・ヘーベデスを抜き去りゴールに迫るが、ショーバーを破るまでにはいたらなかった。その後、途中出場したルイス・ガルシアもチャンスを逃し、76分にはジョーンズへのファウルでこの日2枚目のイエローカードを受けたロペスが退場となり、アトレティコは勢いを失っていった。残りの時間をなんとかしのいだアウエーチームは、12年ぶりのグループリーグ進出を目指し、第2戦にすべてをかける。

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