昨シーズン、優勝がかかったマジョルカとの最終節で同点ゴール、ダメ押しゴールを決め、レアル・マドリーの30回目のリーガ優勝の立役者となったホセ・アントニオ・レジェス。現在はライバルのアトレティコ・マドリーでプレーする彼が、給料の未払いについて古巣のレアル・マドリーを訴える構えであるとスペインのラジオ番組が報じている。
レジェスは、昨シーズン受け取るはずの給料の一部とリーガ優勝の特別ボーナスを受け取っていないと明らかにしている。レジェスが受け取った給料は10月、11月、12月分だけで、残り8月、9月、1月、2月、3月、4月、5月、6月の8ヶ月分の給料は未払い、さらには優勝ボーナスも受け取っていないとのことだ。
現時点では、同クラブのカルデロン会長もミヤトビッチSDもこの冬の移籍マーケットでの補強はないと明言しているが、何か起こるか分からないのがフットボールの世界。しかし、仮にレジェスに訴えられたとなれば、冬の移籍マーケットで補強の動きができなくなる可能性もある。思わぬところで負債を抱えることになるレアル・マドリーだが、早急の対応と解決が必要となってくるだろう。
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