A・マドリーのブラジル人DFエレルは記者会見で「バルサ、R・マドリーそしてA・マドリーがリーガで最もいいチームだと思う。僕等の目標はいつもチャンピオンになること。それが無理ならCL圏内獲得、アギーレ監督も選手もそういう気持ちで戦っている」と語った。続けて「その3チームの中でもバルサはリーガ、そして世界で最もいいチームかもしれない。ボールキープも慌てる事はないし絶好調だね」とバルサが一歩抜きん出ていると言う。
7日カンプ・ノウではそのバルサに3-0と完敗したA・マドリー。「いいプレーができなかったのはみんな分かっている。バルサのようなチームにはいいプレーをしなければ負けてしまうのは当然。でも、その試合のことばかり考えているわけにはいかない。まだ試合はたくさんあるし、目標はなるべく上位につけることだからね」と6位に落ちてしまった試合を振り返った。
1点目はイタリア人GKアッビアーティのミスによるものだったが「確かに彼のミスだった。でもたくさんのピンチを彼は救ってくれた。あのミスの後は立ち直って安定したセービングをしていた。彼だけに責任を押し付けるわけにはいかない。僕等はだれもいいプレーをしていなかった。だから負けはみんなの責任だよ」とアッビアティを擁護している。
バルサ戦で途中交代をアギーレ監督から命じられ怒りを露にしていたMFレジェスについて「見てなかったけど、僕は絶対そんな行動はとらない。ベンチ居る選手たちに失礼だからね。でもバルセロナからの帰りにレジェスとアギーレ監督の間には険悪なムードはなかったよ」と明かした。一方、2-0とリードされながら‘クン’アグエロが途中交代になったことについて「ベンチには試合に入る準備が出来ている選手がたくさんいる。選手の調子が悪ければ誰を投入するか、誰をベンチに引っ込めるか、そのために監督はいる。だからぼくにとっては驚きでもない。監督に全ての権限がある。確かに‘クン’は調子がいいけど交代も認めなくてはいけない。アギーレ監督は交代のタイミングをわきまえている」とした。
最後にUEFA杯の2次リーグの抽選会について「A・マドリーのようなチームは相手がどこになるか気にしてはいけない。どこのビッククラブとも対戦しなくてはいけないし僕等には自信がある。UEFA杯は調子がいいし、チャンピオンになるために戦うよ」と闘志を燃やしている。
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