アグエロ、たった1分のために35,000キロの旅

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2010年ワールドカップ南米予選前の最後の親善試合となるオーストラリア戦に向けてアルゼンチンのA代表に再び招集されたアトレティコ・マドリーのFWセルヒオ・アグエロ。この夏に行われたU-20ワールドカップで優勝し、得点王とMVPにも輝いたアグエロは、“ココ”・バジーレ代表監督に呼ばれたものの、彼にとって夢みたような代表復帰とはならなかった。メルボルンまでの長旅を強いられたが、出場時間はたった1分。

 17,297キロかけてメルボルンに行ったアグエロは、90分までベンチで待たされた。後半のロスタイムにようやくバルセロナのメッシに代わって投入されたが、今シーズン序盤での好調さを見せることなく終わった。

 ポジティブなニュースとしては、アグエロがバジーレ監督の構想に再び入ったということであり、U-20ワールドカップのためにコパ・アメリカは招集外となった彼は、メッシ、クレスポ、テベスらと同様に貴重なフォワード候補であり、今後の試合から代表の常連となる期待が高まったということだろう。

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