モッタ「アトレティコのようなビッグクラブに来たかった」

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バルサからアトレティコ・マドリーに移籍したモッタは、移籍記者会見でバルサの経営陣への不信感を語ると同時に、アトレティコでプレーする事を楽しみにしている旨を伝えた。また、チームメイトからも予想以上の歓迎を受け感無量の様子を語った。

「アトレティコのような欧州でも有数なチームに来れたのはとても重要なことだ。素晴らしいアイデアを持っているクラブで、必ず何かをやり遂げるだろう。チームと共に良いシーズンにしたい。一刻も早くチームに貢献できるようになるよう全力で頑張るつもりだ」と新地で迎える新たなシーズンに向けての意欲を表すモッタは、自分の100%の力を発揮できるよう変化を求めていたと強調した。入れ替わりにアトレティコを後にしたリュクサンと比較されるが「各選手スタイルが違うので比べられるのは好きじゃない。僕のプレーでチームに貢献できれば、と思う」とコメントした。

 バルサでの日々を「継続して出場する事が出来なく辛かった。安定した出場の機会を求めていたので、アトレティコのプロジェクトを聞いてとても興味が沸いた」と振り返ると同時にラポルタ会長と“チキ”TDに対しては不信感を抱いたと明かした。ライカールト監督については「僕に腹を割って話してくれた事に感謝している」と心境を明かしたが「いずれにしても、もう過去の事としたい」と述べた。

 アトレティコとの契約はバルサとの契約の残り同様1年間。「バルサでは自分のサッカーを披露できなかったが、ぜひここでそれを実現したい。UEFA杯出場を取るか検討した上で今回の決断となった」と胸中を明かした。

 アトレティコのエンリケ・セレソ会長は同選手について「オールマイティで柔軟性があり、フィジカル面だけでなく技術面も優れている。それにチームワークを重んじる。若いのにチャンピオンズリーグ優勝1回、リーガ優勝2回、スーパーカップ優勝2回と、素晴らしい経歴を持つ」と高く評価し大いに期待している様子を表した。

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