アムステルダム・トーナメントの第2試合で、アヤックスがアトレティコ・マドリーに2-0の勝利を収めた。オランダで開催中のこの大会の第1戦ではアーセナルがラツィオを2-1で破っていた。
第2試合で対戦したのはヘンク・テン・カーテ率いるアヤックスと、大幅なチーム改造を行ったハビエル・アギーレ率いるアトレティコ・マドリー。クリスティアン・アッビアーティは初めてスタメンに入り、シモンとルイス・ガルシアはベンチからのスタートとなった。
ホームのアヤックスは序盤からチャンスを作り出した。お互いが出方をうかがう時間帯を過ぎると、アヤックスは何度もフィニッシュまで持ち込み、アッビアーティを脅かしていた。ミランから移籍したアッビアーティは安定した対応でガブリやケネディのシュートをセーブ。45分にはファビアーノ・エレルのシュートがアヤックスのGKステーケレンブルフを襲ったが、結局前半は0-0のまま終了した。
アヤックスが先制したのは後半の1分。エマヌエルソンが左サイドを抜け出し、中央へのクロスにガブリが合わせてヘディングシュートをたたき込んだ。アッビアーティにとってはどうすることもできないボールで、失点は彼の責任ではなかった。
60分にはアヤックスが追加点。キャプテンのスナイデルがペナルティーエリア手前でフリーとなり、右足で低いシュートを放つと、わずかにゴール前を離れていたアッビアーティはこれに届かなかった。スコアは2-0。終了間際にはシモンにひじ打ちを食らわせたガブリがレッドカードを受けた。
この結果アムステルダム・トーナメントはアヤックスとアーセナルが5ポイント、ラツィオが1ポイント、アトレティコ・マドリーが0ポイントという順位(※この大会では得点が勝ち点に加算される)。土曜日にはラツィオ対アトレティコ・マドリー、アヤックス対アーセナルの各試合が行われる。
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