MFホセ・アントニオ・レジェスは、今季のアトレティコ・マドリーでのプレーについて既に考えている。レアル・マドリー残留はならなかったが、アトレティコ加入を幸せに思っている。マドリーに残れるというのが決定の要因となった。レジェスはまだ完全に決定と認めない状態で受けた、スペインのテレビ局‘ラ・セクスタ’のインタビューに対し「マドリーに残れてうれしい。どこでプレーするかもう少し待たないといけないけど、マドリーでプレーするだろう」と語った。
レジェスは自身の決定を正しいとしている。どこでプレーするかわからない状態だった1か月半を経て、最終的に新天地で0からの出発となった。「フォームを失わないよう、練習はした。ただ、普通の練習と同じではない。1人での練習と、シーズン前にチームメイトと練習できないのはつらかった。もうすぐ僕の将来もはっきりするし、うれしい。すぐ解決すればいいね。あるチームからのさらなる知らせがある(マドリーでの動きについて)。でも、何が起こるか待たねばならない」とレジェスは述べていた。
レジェス獲得はアトレティコを喜ばせ、オーストリア・イルドニングで合宿中のR・マドリーを悲しませた。アトレティコの選手たちはリーガ屈指のタレントであるレジェスの加入を祝い、R・マドリーの選手たちは偉大なチームメイトを失ったことを感じている。R・マドリーはレジェス復帰を計算していた。29日にFWゴンサロ・イグアインが会見で語ったように、このニュースにみんなが驚いていた。
アトレティコとレジェスの保有権を持っていたアーセナルは27日に合意に達したが、オリンピック・リヨンもより強い興味を示していた。アーセナルはリヨンからのオファーをレジェスに提示したが、レジェスの答えはスペインから出ることを考えておらず、マドリーに住み続けたいとのことだった。結果的にレジェスの希望はかない、アトレティコで2011年6月までプレーすることになった。
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