クレベル・サンタナ「タイトルを獲得するため、ピッチ内外で高いパフォーマンスを維持していきたい」

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アトレティコ・マドリーに新たに加わったクレベル・サンタナは入団会見に臨み、ファンの“期待”に応え、タイトル獲得のために“全力“を尽くし、ポジションを実力で勝ち取ると意気込んだ。

 今年26歳になったクレベル・サンタナは、エンリケ・セレソ会長とヘスス・ガルシア・ピタルクTDとともに、ホームスタジアム、ビセンテ・カルデロンのVIPルームにて、アトレティコに入団できて“とてもうれしい”と喜びの表情を浮かべた。「目標を達成するために、タイトルを獲得するためにできることすべてをやる。ヨーロッパでプレーすること、特にアトレティコのようなビッグクラブでプレーすることはすべてのブラジル人プレーヤーにとっての目標なんだ。僕は今そのチャンスを手にしている。クラブの期待に応え、タイトルを獲得するためにピッチの内外で高いパフォーマンスを維持していきたい」と周囲の期待に応える覚悟はすでにできている様子を見せた。

 クレベル・サンタナにとって、アトレティコでの最初の挑戦はインタートトカップとなる。彼は「UEFAカップ出場のために全力を尽くすよ。僕たちはUEFAカップ出場のチャンスを活かさなくてはいけないんだ」と語ったが、先発の11人に名を連ねるために、まずはマニシェ、リュクサン、、もしくはラウール・ガルシアらとのポジション争いに勝たなければいけない。

 スタメン争いに“必然的に”立ち向かうことになるクレベル・サンタナは、「アトレティコがいいMFを何人も揃えてることは知っているけど、たくさんの敬意と努力をもって、練習や試合で僕のポジションを見つけていくよ。そうすればアトレティコのスタメンには僕の名前が載っているはずさ」と自信をのぞかせた。

 クレベル・サンタナのプレーは、バルサのデコと“よく似ている”と称されるが、彼は自らのプレーを他の選手と比べられるのを嫌った。「常に試合の好機を演出し、ボール奪取もできるデコは偉大な選手。僕だって彼のように中盤で同じようなプレーができるけれど、彼はもっと遠い存在だよ」と説明した。

 リーガで初めてプレーする選手にとっての最初の問題は、リーガのサッカースタイルに適応できるかどうかだ。「(リーガのサッカースタイルは)ブラジルのスタイルとかけ離れているけど、僕はもうブラジル国外でもプレーしている。日本(柏レイソル)で少しプレーしたこともあるしね。できる限り早く適応するために全力を尽くすよ」と締めくくった。

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