リバプールのルイス・ガルシア獲得へ

アトレティコ・マドリーがリバプールのルイス・ガルシア獲得に向けて動いている。28日付の『アス』紙によると両者は合意間近で、あとはリバプールのベニテス監督のゴーサインを待つだけのようだ。移籍金は600万ユーロ（約9億9000万円）とされている。

　右サイドのガレッティのオリンピアコスへの移籍が決まり、左サイドのペトロフのバックアッパーが不足しているアトレティコ・マドリーは、左右両サイドをこなせるルイス・ガルシアに狙いを付けたようだ。2002－03シーズンにはアトレティコ・マドリーでプレー経験のある本人も、古巣復帰に前向きな姿勢を示しているようす。

　一方、リバプールはアトレティコ・マドリーのフェルナンド・トーレス獲得に向けた交渉に、ルイス・ガルシアの譲渡を利用する可能性もある。フォルラン獲得のうわさも含めて、しばらくはアトレティコ・マドリーが移籍市場の主役となりそうだ。