マキシ・ロドリゲスは、20日のバルセロナ戦はアトレティコにとって「とても大切な試合」と語り、バルサとレアル・マドリーが演じている優勝争いには「2チームでやりあっていればいい」と関心がないことを明かした。「R・マドリーより他のチームが優勝してくれるほうがいいけど、僕はアトレティコのことしか考えていないし、他のことは関係ないよ」とコメント。「ファンもR・マドリーの優勝を望んでいないだろうけど、僕らはその争いには関係ない。僕らは試合に出て勝つだけ。それ以外の話は他のチームだけでして欲しいね」とバルサの手助けをするつもりはないようだ。
バルサに勝てば、永遠のライバルであるR・マドリーを味方することになるが「リーガを落ち着いて終えるためにも勝ちたい。優勝は僕たちには関係ないから彼らだけで勝手にやっていればいいんだ」と説明する。
「アトレティコファンがR・マドリーの優勝を望まないのは当たり前だよ。でも残り3試合を勝たなくてはいけない状況に立たされるのはいやだね」と語るマキシ。今の状況ではどのチームが優勝するか分からないと認めつつ、アトレティコがこの試合に勝てばバルサの優勝は非常に難しくなることも理解している。さらに、セビージャについても「心理的に勢いに乗っている」と語り、優勝候補の一角として挙げた。
対戦相手となるバルサについては、“危機”にあるとは考えていない。「そういう話が騒がれると彼らはますます気合を入れて試合を勝ちに来る。僕らがバルサと相性がいいと言う話もそうだよ。そういう噂に僕らは油断してはいけないし、この試合がヨーロッパに向けて最後の試合のつもりで戦うよ」とのことだ。
バルサの選手の中で、マキシは誰よりもまずメッシを警戒するべきだと考えている。「現段階で一番危険な選手だからね」。さらに「デコはチームの頭脳だ。彼らから全てのプレーが始まっている。他の選手ももちろん素晴らしいけど、デコとメッシには要注意だ」と分析する。
大きな故障から復帰したばかりのマキシは「もう調子はだいぶよくなったよ。膝に痛みも感じないし、そういう意味では心配していない。僕はいつだって90分間プレーしたいんだ。この試合でもプレーしてチームを勝利に導きたい」とスタメンへの意欲を見せる。
「90分間100%のプレーが出来るかどうか分からないけど、もちろんプレーする気は満々だよ。80分で交代を命じられたとしても代わりの選手がいることだし、僕は監督の指示をこなすだけだよ」と少しでも長くプレーしたい希望を語った。
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