セレソ会長、提案「“演技”するものには15分間プレーできないようにすればいい」

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日曜日に行われたビジャレアル対アトレティコ・マドリー戦において、ビジャレアルのFWギジェ・フランコが倒れていたにもかかわらず、主審はプレーを止めず、アトレティコの選手たちもそのままプレーを続け、アトレティコのDFエレルのゴールが決まり、これがそのまま決勝ゴールとなりアトレティコが勝利を収めたが、これに納得できないのがビジャレアルで“非スポーツ的行為”とアトレティコに対し怒りを爆発させている。エレルのゴールについて論争が巻き起こる中、かねてから選手がピッチに倒れている場合でも、必ずしもボールを外に出す必要はないと考えているアトレティコのエンリケ・セレソ会長が自身の見解を示している。

「このテーマについては一定の基準を設ける必要がある。私はプレー続行派だし、プレーを止める必要があるか否かを判断するのは主審の仕事だ」。そう前置きしたセレソ会長は、「演技をするものにはもっと厳しい処置をとるべき。解決策としては、痛みを訴えてピッチに横たわる選手には15分間のプレーできないようにするとか、明らかに演技と分かるものには主審がカードを出すようにすることだ。そうすれば5秒後にはその選手は立ち上がっているはずだ」と新たなルールを提案している。

“ボールを外に出すべきか否か”については意見が別れるところだし、難しい問題でもある。“演技”ではないケースもあるし、選手がピッチに倒れ、相手がボールを外に出した直後にその選手が立ち上がり普通にプレーを続けるという時間稼ぎのためケースもある。主審のジャッジも重要なポイントになってくる。だが、選手がやたらとピッチに倒れ、その度にプレーが中断されると試合の面白みが欠けるのも確か。セレソ会長の言うように、一定の基準を設ける必要があるのかもしれない。“ボールを外に出すべきか否か”論争はしばらく続きそうだ。

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