1a Divsion. Jornada 27

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1-0

Zaragoza
César;
Diogo, Sergio Fernández, Gabriel Milito (Piqué m.46), Juanfran;
D’Alessandro, Celades, Zapater, Aimar (Movilla m.65);
Ewerthon (Sergio García m.40) y Diego Milito.

Atlético de Madrid
Leo Franco;
Seitaridis, Zé Castro, Fabiano (Mista, m.74) Pernía;
Galletti, Luccin, Gabi, Jurado (Marqués, m.86);
Agüero y Fernando Torres.

Goles
1-0: m.19: Diego Milito


Zaragoza: Diego Milito (m.8), Sergio (m.13), Diogo (m.23), Piqué (m.59)
Atlético de Madrid: Pernía (m.22), Galletti (m.84)

Árbitro: Ramírez Domínguez
Estadio: La Romareda
Espectadores: 43.000


来シーズンのチャンピオンズリーグ出場圏内を狙うリーガ5位と6位の対決となったサラゴサ対アトレティコ・マドリーの一戦は、この日唯一のゴールとなったディエゴ・ミリートのゴールでサラゴサが1-0でアトレティコを下し、土曜日に行われた試合で敗れた4位のバレンシアに勝ち点1差と迫った。

 クラブ創立75周年を迎えたサラゴサは記念すべきこの年に欧州カップ戦への出場圏獲得を目標としている。ディエゴ・ミリートはそのゴールでサラゴサの目標を確実にしつつある。

 ラ・ロマレダでの戦い方を熟知するアトレティコが試合開始からペースを掴みチャンスを作った。開始2分、ガジェッティのヒールパスが“クン”アグエロに通り、“クン”アグエロがシュート。しかし、これはポストをわずかに反れる。アトレティコはこの試合での最高の決定的チャンスを逃す。そして10分にはガビから素晴らしいパスを受けたフェルナンド・トーレスがシュートではなく“クン”アグエロにパス。しかしこれはDFにカットされチャンスを逃す。チャンスを作るアトレティコに対し、サラゴサは苦しい立ち上がりとなった。

 サラゴサとアトレティコの間で早くも激しいプレーが繰り広げられ、セルヒオは来シーズン、チームメイトとなるガビの足首に危険なタックルを入れイエローカード、そしてディオゴもフラードに対して激しいタックル。しかし、このイエローカードものの明らかなファールをラミレス・ドミンゲス主審が見逃す。前半からファールが入り乱れ始める。

 それまでチャンスらしいチャンスもなかったサラゴサだが、前半19分、センターサークルあたりからのダレッサンドロのパスに反応したディエゴ・ミリートがゼ・カストロをかわし、レオ・フランコの動きを見てシュート。これがきっちり決まり、サラゴサが先制する。

 アトレティコは中盤でのボール支配ではサラゴサに勝っていたものの、攻撃での雑なプレーが目立ちチャンスを作れない。フラード、ガジェッティのサイドからの突破もなく、“クン”アグエロやフェルナンド・トーレスは前線で孤立。一方のサラゴサもディエゴ・ミリートのゴール以外ほとんどチャンスはなし。フアンフランのサイド突破で上げたセンタリングもディエゴ・ミリート、エベルトンに届かず。

 前半終了間際、ドミンゲス主審はまたしてもミスを犯す。リュクサンのアイマールへの肘打ちを見逃している。前半、拮抗した状態が続いていたならば、後半の両チームの戦い方はもう少し違ったものになっていたはず。それだけ退屈でがっかりさせられた後半となった。サラゴサは本来のプレーをなくし、アトレティコも不毛なプレーを続けた。それでも同点に追いつくべく、アギーレ監督はDFエレルを下げ、ミスタを投入するもなす術なし。ディエゴ・ミリートの1点を守り切ったサラゴサがホームで勝ち点3を獲得した。サラゴサのクラブ創立75周年を祝う試合は観客から楽しみを奪い、勝ち点3獲得以外何もなかった試合となった。

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