マドリーダービーの主審がミス認める

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1-1の引き分けに終わったアトレティコとレアルのダービーマッチの翌日、正当なゴールを認めないミスを犯したことを主審が認めた。ゴールが認められていれば試合はアトレティコ・マドリーの勝利となり、レアルのファビオ・カペッロ監督の運命も変わっていたかもしれない。カペッロにとってこの試合を引き分けで終えたのは悪い結果ではなかった。

 アルトゥーロ・ダウデン・イバニェス主審は副審が旗を上げたのを見てオフサイドの笛を吹いたが、試合のビデオ映像を確認した上で、実際にはオフサイドではなかったと『マルカ』紙のインタビューに対して認めた。フェルナンド・トーレスの先制ゴールにより、問題のシーンの時点でアトレティコ・マドリーは1-0でリードしていた。コロンビア人のルイス・ペレアがゴールを決めて点差を2点に広げたかと思われたが、主審はこのゴールを取り消してしまった。
 レアル・マドリーは後半の62分にゴンサロ・イグアインのゴールで同点に追いつき、貴重な勝ち点1を獲得することに成功した。

 副審と自らのミスを認めた主審が正直者であることは間違いないが、かわいそうなのはアトレティコ・マドリーだ。ダービーに勝っていれば勝ち点でレアルに並ぶはずだった。

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