アギーレ「もう気持ちは全てマドリー・ダービーに」

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アトレティコ・マドリーのハビエル・アギーレ監督は今度の土曜日に迫っているR・マドリー戦について、カペッロ監督との共同記者会見で「勝ち点3を獲得するために精一杯頑張りたい。現在R・マドリーのすぐ下に位置しているが、今回勝てばリーガ上位に食い込める」と豊富を語った。

 さらに「シーズン後半早々にバレンシアやセビージャという強豪と対戦し共に負けてしまったが、今試合は3度目の正直。必ずこのダービーで挽回してみせる。リーガはまだまだ残っているし、ここで一勝できればチームのモチベーションが一気に上がる」と勢いを見せた。

 R・マドリーとのホーム試合ではここ4試合負け越しているアトレティコだが「そんな数字の羅列は意味がない。あくまで過去の話だ。今いる選手達と共に勝ち点3を手にするため90分間全神経を集中する事が大事」とダービーへの意気込みを述べた。
前節ではセビージャに3対1で破れている。「確かに戦術を間違った所があったが、微妙な判断を下す時には常に危険が伴う。大事なのは同じ過ちを繰り返さない事だ」と同試合を振り返った。

 次節の対戦相手のR・マドリーについては「絶える事のない批判の中、リーガやチャンピオンズで重要な位置に生き残っているのはさすがだ。ベテラン選手と一流の監督が揃っているのは言うまでもないが、その中でもラウルは素晴らしい。彼がシーズン前半でマスコミから受けた扱いは不本意だった」と評価した。

「今回のダービーでも自分たちのサッカーをし、R・マドリーを抑えていきたい。前回の対決ではミスタがグティを抑えたのが良かった。後半に体力の限界が見えたが、今回は試合を支配できるような体制は整っている」と野心を表した。

 今回R・マドリーは攻撃的に挑んで来るだろう、とアギーレ監督。「アウェイ戦で0対0で満足するチームではない。彼らはとてもアウェイ戦に強い。熱い一戦になる事間違いないだろう」とダービーを心待ちにしている。

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