1a Divsion. Jornada 21

この記事は約3分で読めます。

3-1

Valencia
Cañizares (Butelle,m.74),
Miguel, Albiol, Ayala, Moretti, Marchena,
Albelda, Silva (Joaquín,m.66), Vicente (Angulo,m.72),
Villa y Morientes.

Atlético de Madrid
Leo Franco,
Seitaridis, Pablo, Ze Castro, Antonio López,
Luccin (Costinha,m.71), Maniche, Jurado (Gabi,m.71), Mista,
Agüero (Galleti,m.63) y Fernando Torres.

Goles
1-0: m.14: Ayala
2-0: m.53: Morientes
2-1: m.56: Mista.
3-1: m.67: Morientes


Valencia: Villa (m.88)
Atlético de Madrid: Seitaridis (m.24), Mista (m.25), Costinha (m.85), Antonio López (m.92)

Árbitro: Pérez Burrull (colegio cántabro).
Estadio: Mestalla
Espectadores: 30.000


バレンシアの好調は偶然ではないようだ。アウェイで強さを発揮するアトレティコ・マドリーに対しバレンシアはゲームを支配させ、カウンター狙いというお得意の形で4本の枠内シュートで3ゴールを決め圧勝した。これ以上の効果的な攻めはあるだろうか。これでバレンシアはチャンピオンズ圏内に食い込み、リーガの優勝候補の一つにのし上がった。

 前半14分、リーガ2番目に失点の少ないアトレティコ・マドリーだが、コーナーキックの場面で、ヘディングが強いアジャラをフリーにしてしまいあっさり先制点を奪われてしまう。バレンシアは効果的に先制奪取に成功。アトレティコ・マドリーのミスタが2本のチャンスを外したのとは対照的だった。

 アトレティコ・マドリーの攻撃には勢いがなく、トーレス、アグエロの2トップは孤立。ミスタは孤軍奮闘したがアルベルダ、マルチェナが中盤でしっかり攻撃を止め、後を固めたバレンシアを崩すことはできなかった。

 後半早々のバレンシアの追加点は、ビージャからビセンテへのスルーパスで左サイドを切り崩し、図ったようなセンタリングをモリエンテスが合わせた。しかし、その直後アトレティコ・マドリーのミスタが中盤をドリブルで突進し右足で待望のゴールを入れ試合は最後まで分からなくなった。

 アトレティコ・マドリーはミスタの得点で勢いを取り戻し必死にゴールを狙う。ガジェッティは、ゴール前でフリーになったがボールコントロールミス。その続きのプレーでもフラードがボールをふかしゴールの枠を外してしまう。同点に追いつこうとする勢いがマイナスの形で出てしまう。バレンシアは守備の形を崩して必死に攻めるアトレティコ・マドリーの背後を突き、左からビセンテがセンタリング。アントニオ・ロペスを振り切ったモリエンテスが合わせ追加点を奪った。

 これでアトレティコ・マドリーは崩壊。フラード、リュクサンを引っ込めガビ、コスティーニャを入れたが効果は無かった。一方、前半終了間際にアルビオルと直撃し意識がもうろうとしていたバレンシアGKカニサレスはビュテユと交代。アルビオルはプレーを続けたが試合終了間際に今度はビュテユと直撃。キケ監督は交代枠を使い切っていたためアルビオルはプレーを最後まで続けた。

 ロスタイム、モリエンテスがゴール前の切り返しでゼ・カストロを交わしやわらかいシュートを放ちゴールの枠をかすめるなどバレンシアの勢いは最後まで止まらなかった。結局バレンシアの3点は今シーズンのアトレティコ・マドリーの最多失点となった。

コメント