1a Divsion. Jornada 20

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Atlético de Madrid

1-1

Racing de Santander

 

Atlético de Madrid
Pichu;
Seitaridis, Pablo, Ze Castro, Antonio López;
Galleti (Gabi, m, 61), Luccin, Maniche (Mista, m. 73), Jurado;
Fernando Torres y Agüero.

Racing de Santander
Toño;
Pinillos, Rubén, Garay, Oriol;
Scaloni, Vitolo, Colsa (Balboa, m. 78, Serrano (Tomás, m. 88);
Munitis y Zigic (Juanjo, m.93).

Goles
0-1: m.73: Zigic
1-1: m.75: Pablo


Atlético de Madrid: Galleti (m.31), Pablo (m.66), Seitaridis (m.82), Ze Castro (m.86)
Racing de Santander: Pinillos (m.26), Colsa (m.36), Vitolo, (m.70)

Árbitro: Rafael Ramírez Domínguez (Colegio andaluz)
Estadio: Vicente Calderón
Espectadores: 35.000


19節終了時点で5位につけるアトレティコ・マドリーは27日、ホームにラシンを迎え、1-1で引き分けた。

来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すアトレティコだが、この日は全選手が連動してパスコースを生み出すラシンを相手に、勝利を挙げることはできなかった。

試合開始直後から目立ったのは、ラシンの攻守におけるバランスの良さだった。FWジギッチ、ムニティスがアトレティコの中盤にプレスをかけると、その後方では守備的MFのコルサとビトーロのコンビがサイドバックと連係し、アトレティコ攻撃陣へのパスコースを完全にふさいだ。
これに対し、アトレティコ攻撃陣はボールを持たない選手が動いてパスコースを生み出すことができず、ラシンがボールを奪取し続けた。そして、大きなスペースができているアトレティコ陣内へと走り出しているムニティス、ジギッチらへボールを展開すると、この2人が高い個人技を生かしてボールをキープ。スカローニ、オスカル・セラーノらサイドハーフが後方から攻め上がる時間とスペースを生み出し、効率良くボールをアトレティコのゴール前まで運んだ。

そして後半29分、ラシンはFKからペナルティーエリア内へと放り込まれたロングボールを、ムニティスがゴールに背を向けたまま左足インサイドでトラップ。はるか上空から落下してきたボールにもかかわらず、ヘッドで競らずにトラップするという動きに不意を突かれたアトレティコ守備陣を尻目に、ムニティスは振り向きざまにフリーになっていたジギッチへパスを送る。これをジギッチが豪快にゴールにたたき込んで、アウエーのラシンが先制に成功した。

試合の主導権とともに先制ゴールまでも奪われたアトレティコは、サポーターからのブーイングによってさらなる窮地へと追い込まれるかに思われた。しかし失点の直後、ペナルティーエリアの左脇で得たFKからパブロがボールを押し込み、アトレティコが1-1の同点に追いついた。だが、その後もアトレティコの選手たちは精彩を欠いたままで、ホームでの敗戦を免れるのが精一杯だった。

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