ビセンテ・カルデロンで、人種差別の野次と物の投げ入れ

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20日のアトレティコ・マドリー対オサスナ戦でアトレティコのハビエル・アギーレ監督とオサスナの4選手を退場させたホセ・ビセンテ・リソンド・コルテス主審は、ピッチへの物の投げ入れと人種差別の野次があったと明かした。

「23分にオサスナのFWピエール・ウェボがボールを持った際、サルの鳴き真似が聞こえた。このようなことが起きた場合の取り決めを適用するため、私はスタジアムの責任者を呼びこのことを伝えた」とリソンド・コルテス主審は説明した。

リソンド・コルテス主審は報告書でさらに「スタンドから電池2個が投げ込まれ、外傷はないが1個が副審の左足に当たった」と記載。また、「誰にも当たらなかったが、後半には液体の入ったペットボトルが2つ投げ込まれた」とも報告した。

42分に2度の警告を受けたアギーレ監督の退場については「テクニカルエリアから腕を動かして露骨に判定に抗議していた」として正当性を主張。アギーレ監督は26分にも同じ理由で警告を受けていた。

リソンド・コルテス主審はオサスナの4選手を後半に退場させている。77分のDFカルロス・クエジャルへのレッドカードは「ゴールへ完全に抜け出した相手をつかんで倒した。決定機だった」と述べた。

87分にはFWロベルト・ソルダードが「相手へのひじ打ち」で退場。GKリカルドはまず59分に遅延行為で警告を受け、次にタッチラインを割ったボールを思いっきり蹴って88分に2度目の警告で退場。そしてMFラウール・ガルシアは「ボールを奪えるチャンスではなかったのに足の裏で相手にタックルにいった」として89分に退場となった。

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