アギーレ監督、涙で別れた古巣と対戦

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10日にオサスナと国王杯戦で対戦するアトレティコ・マドリー。アギーレ監督にとっては古巣との対戦となる。
 今夏からアトレティコの指揮を執っているアギーレ監督は、オサスナを欧州カップ戦に出場できるチームへと躍進させたことで有名であり、オサスナにとっては恩人とも言える人である。オサスナとの契約を満了し、クラブを去る記者会見を行った際には、同席したオサスナのイスコ会長がその場で涙を流すという場面も見られるほど、アギーレとオサスナとのきずなは強いものだった。

 しかしながら今回は、両者は敵と味方に別れて試合をすることになる。アギーレの補佐役だった現オサスナ監督シガンダは「アギーレはわれわれよりも少しのアドバンテージを持っている。なぜなら、彼はオサスナのことを熟知しているから」と語り、アギーレの手腕を警戒している。

 6日に行われたヒムナスティックとのリーガ戦ではふがいない試合内容で0-0の引き分けを演じたアトレティコ。オサスナとの国王杯戦でどのような試合を展開できるかで、アトレティコが今後、復調していけるかどうかを大きく左右することにもなる。
 かつて指揮を執ったことで得たオサスナの情報を、アギーレ監督は最大限に生かして勝利を目指す。

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