アギーレ監督「バルサに勝つには完ぺきな試合をしないといけない」

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アトレティコ・マドリーのハビエル・アギーレ監督は、これまでのバルセロナとの相性の良さから、21日のバルサ戦に勝つには相手を恐れず、「完ぺきな試合をしないといけない」とした。アギーレ監督は18日の会見で「バルサに勝つにはすごく集中し、全てにおいて完ぺきな試合をしないといけない。そして少し努力も必要だが、それだけでは勝利は保証されない。私のチームは組織化され、まじめだ。ただ決定機を外し続けているため、得点力が不足している」と分析した。

これまでの研究と歴史から、アギーレ監督は実際のプレーの重要性を語った。「周知の通り、アトレティコはバルサに相性がいい。フェルナンド・トーレスがいいプレーをし、勝利を呼び込む。この理論の通りなら私たちには好ましいけれど、実際にバルサをカンプ・ノウで倒せるプレーができることを願う。バルサは欧州一のチームだが、私たちの戦力で戦い、いい形で今年を終えたい」と述べた。

また「歴史というのはいつか途切れるものだが、少しでも続けないといけない。選手や状況というのは変わるため、結果はわからない。だから今日(18日)も働かないといけない。毎節驚くべきことがあるし、今日結果について言うのは不可能だ」と語った。

ただ、バルサが日本で行なわれたクラブW杯に出場したことは、バルサにとって不利になりうるとした。「長旅は疲れるし、体力を消耗する。今は医学がすごく発達しているとはいえ、疲れはとれないし、バルサのフィジカル・コンディションは私たちに有利になりうる。バルサは今日バルセロナに到着し、3日間かけて試合の準備をするが、確実なのはアトレティコもバルサも勝ちにいくということだ」とアギーレ監督は説明した。

アトレティコのけが人の続出についても触れたが、「戦力はダウンしたが、いつだってプレーはできる。私たちはリーガを戦えるチームであり、それ以上でもそれ以下でもない。私たちは欧州の大会に出られる成績を残そうとしているし、7位以内には入りたい」と意気込んだ。

アギーレ監督は戦力がダウンしながらもいい戦いができていることに誇りを感じており、早くクラブの首脳陣と後半戦についてはっきり話し合うことを望んでいる。「チームの方針を決めるための会議を待っており、補強を発表したい。バルサ戦の後、私たちは話し合い、チームに何が必要か分析する。けが人の復帰に必要な期間、6月までこのメンバーでいけるかといったことをね」と見通しを語った。

17日のヘタフェ戦での勝利(1-0)で、チームはあるべき姿を取り戻したとし、「ホームでの4勝3敗(1分け)という結果はアトレティコのようなビッグクラブにふさわしくない。この結果に大きな批判を浴びるのは当然だ」と評した。

現在のチャンピオンズリーグ出場圏内の4位という順位には疑問を呈し、慎重な姿勢を見せた。そして「今日はバルサ戦について語りたい。そして日曜ごとに集中したい。7位以内という目標があるが、それ以上考えたくない。チームが毎週戦い、その結果としてこの順位がついてくるものだ」とした。

最後に、アギーレ監督は「クリスマス休暇は、序盤に3人のけが人(MFマキシ・ロドリゲス、マルティン・ペトロフ、・デ・ラス・クエバス)を出したチームにとっていいことだ。ホームでは周知の結果(ヘタフェに勝利)だが、まだとても重要な木曜の試合(バルサ戦)が残っている。けが人や出場停止の選手がいるけれど」と語った。

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