アギーレ監督「トーレスのヒザの具合が心配だ」

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ビジャレアル戦で3-1と勝利を収めたアトレティコ・マドリーだが、同クラブのアギーレ監督はまず、「フェルナンド・トーレスのケガが心配だ」と神妙な面持ちで答え、ビセンテ・カルデロンでの試合については「これまでの中で完璧な試合内容だった」と語った。

「レクレアティーボ戦の日にはペトロフの負傷という最悪の事態を恐れたと言ったが、今はトーレスのヒザの具合が心配だ。右ヒザに強い打撲があり、明日(12日)にも磁気検査を受ける予定だが、重症でないことを祈るばかりだ」とアギーレ監督はコメント。

「トーレスは打撲による痛みを訴えた。心配だよ」と繰り返したアギーレ監督は、「先週はパブロ、その前にはミゲル、マキシ、、ペトロフ・・とケガ人が続出しているし、ケガは本当に嫌なものだ。心配ばかりが増える」と嘆いた。

一方、試合については「妥当な結果だ。これまでのカルデロンでの試合の中でベスト試合だったと思う。バレンシア戦(第2節、アトレティコ・ホーム)でも完璧な試合をしたと思うが、我々は勝てなかった。今夜は今シーズンのホームの試合でも最も完成された試合だったと思う」と試合内容については満足の表情を浮かべた。

「試合についていえば、ビルバオ戦(第3節、ビルバオ・ホーム)が最も内容が良かった。あの試合では後半の戦い方が最も完璧だったと思っている」と付け加えたアギーレ監督は、PKを得たトーレスのプレーについて「相手のエリア内で3人の相手をかわすためのプレー、あれが彼本来の実力だ。予測不能で、いろいろなゴールを決めることができる」と続けた。

同じくスタメン復帰した‘クン’アグエロについても、「彼についてもとても満足している。競争心もあるし、しっかり準備している。今夜それを改めて披露したね。才能のある選手だし、とても良かったよ」と称賛を惜しまないアギーレ監督。

ここ4試合で勝ち星なしとサポーターに勝利という喜びを与えることが足りなかったとしたアギーレ監督は、「大事なポイントは相手に先制された後のリアクションにあった。ガードを下げ、意気消沈することなくゴールを目指した。それこそが私の好むプレーだ」とコメントを残した。

最後に、近日中にはアギーレ監督の続行か否かについての話し合いがされるのではとの質問については、「そう決断されるのであればそれが良い判断なのだろう。なぜなら、チームを率いるための素質を持った監督はたくさんいるからね」と答え締めくくった。

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