アギーレ監督、国王杯対レバンテ戦を前に「明日は無い。勝つか死ぬかだ」

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国王杯ベスト32第2レグ、対レバンテ戦(7日)で第1レグの1ゴールをひっくり返さなければば敗退が決まってしまうアトレティコ・マドリー。アギーレ監督は、大事なレバンテ戦を前に、「明日は無い。勝つか死ぬかだ。全力で戦う。なんとか、1ゴールをひっくり返し勝つしかない。それが我々の目標だ。まずは、自分達が自信を持ち、グランドで勝ちたいという意志を前面にだして戦うことだ。国王杯は、我々にとって大事な大会だ。リーガは、まだ29節もある。もちろんリーガは大事だが、国王杯は、一発勝負。負ければ明日は無い」と語った。

多くの怪我人を抱え苦しい状況のアトレティコ・マドリーだが、アギーレ監督は、「怪我人についてはどうしようもない。今居る17人の選手で戦うしかない。我々は、アトレティコ・マドリーだ。リーガはUEFA圏内以上と国王杯の両方を戦えるチームである。その一つが明日ある。我々の実力がどれだけのものか示さなければならない」と力強く語った。

レバンテのシウダ・デ・バレンシアスタジアムのグランド状態について、「雨がたくさん降って、グランド状態は悪い。それゆえ、空中戦とフィジカルの激しいゲーム展開が予想される。レバンテはホームで強いので、試合開始のホイッスルが吹かれてから我々は、1点を取り返しに行かなければならない。ゴールが奪えるか心配だ。バレンシア地方は雨が続いているようだし、足元のプレーは難しいだろう」と論じた。

スタメンについて、「まだ分からない。明らかなのは、パブロが負傷していて、ガビも間に合わない。居るのは16人の選手だけだ。うまく選手を使っていかなければならない。システム変更についても未定だ。4-1-4-1、4-2-3-1、4-4-2を今まで使ってきたが、どうするか分からない」と明確にした。アグエロのレギュラー復帰についても口を閉ざした。

「相手布陣深くまで切り込んで、ゴールチャンスを多く作っていかなければならない。それが我々に欠けていた事だ。とにかく、ゴールを奪うために勝負をかけることだ。ボール保持しているだけじゃ意味が無い。ゴールを2点以上取らないと逆転できないからね。1点じゃ相手と並ぶだけだ。冷静な判断も必要だ。試合は90分間ある。まずは、1点を取り、追いついたうえでどうなるかみていく。しかし、90分間で2,3点奪うのが我々の目標だ」と締めくくった。

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