スペイン代表のフェルナンド・トーレスは、スウェーデン代表戦での敗戦について、「負けたのは監督、選手、連盟の責任。罪はみんなで分け合うべきだ。もちろんサポーターが満足してないのは分かっている。でも、僕達を応援し続けてくれるサポーターもいるわけで、彼らを見ると、この状況を脱却しようという意欲がわいて来る」と語った。
批判が集中しているアラゴネス監督について、「このような難しい状況に立たされると、それを乗り越えようとするもの。アラゴネス監督もそのように言っている。困難な状況を乗り越える事で成長することができるとね」とコメントした。
「連盟のビジャール会長が、することとしない事を決めるので選手は何も介入できない。とにかく、現状を脱却するよう頑張るだけ。アラゴネス監督が続投するかどうかは、分からない」と連盟の決定がアラゴネス監督の去就問題を解決するとみているようだ。
W杯以降のスペイン代表について、「W杯で優勝しようとしていたチームが、3ヶ月後にはまったく違うチームになっている。W杯の時のレベルに戻らないといけない。今のメンバーでもそれは出来ると思う。結果が出ていないのが現状だ。スウェーデン戦に負けてはいけなかった。負けなければ、悪いプレーをしていたとそんなに言われないから」と代表の変化を述べた。
スウェーデン代表戦の前にラウルが招集されなかった事が大きく取り上げられたことについて、「他の代表選手に影響は無かったが、違う所に注目が集まってしまった。ラウルは、代表ですばらしい経歴を残している。代表復帰も間違いないだろう。だけど、試合をするのは招集されている選手で、いない選手はチームを助けることができない」と主張した。
最後に、ホアキンの発言について、「悪い表現だったことは確かだ。言ったタイミングも悪かった。だけど、謝罪をしたし、問題は無いよ」と締めくくった。
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