フェルナンド・トーレス「ラウルが代表から外れたのにはみんなびっくりした」

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スペイン代表の合宿に一番乗りで合流したフェルナンド・トーレスは、先日のマドリー・ダービーについては口を閉ざしたままだったが、今回の合宿で大きな目玉となるラウルの不在について語った。「キャプテンがいないなんてみんなびっくりしたよ」とトーレスは素直な感想を語っている。

ラウルがいないことで「いつもと違う」というトーレス。「彼はずっと一緒にやってきたからね。でも今はスウェーデン戦っていう大事な試合を控えているからこの話は意味がないよ。選ばれた選手たちだけで乗り切らなきゃいけないからね」と気を引き締める。それでも「彼は代表にとって特別な選手だから、大騒ぎされるのも無理ないよ」とある程度理解を示した。

「もちろん彼がいないなんてみんな驚いたはず。特にこの1週間は大活躍だったから当たり前だよ。でも本当に彼の不在が響くかどうかは試合をやってみなくちゃ分からない」と前を向くが、「これでラウルに対するプレッシャーが選手全員に向かうことになった」ことも認めている。「彼の存在は大きかったからね。でもベテランを中心に、ラウルが外れたことで一人ひとりのプレッシャーは大きくなるよ」とのことだ。

ラウルの代表落ちによって一躍脚光を浴びているスペイン代表。それに加え、この1ヶ月はルイス・アラゴネス監督の去就も窮地に立たされていた。「監督もアイルランド戦以降は続投するかしないかで揉めていた。だけど僕ら選手も協会も監督を信頼している。監督は責任を持って選手を選んだだろうし、僕らは監督のためにも結果を出さなくてはならないんだ」と決意を語っている。

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