フェルナンド・トーレスが2009年まで契約を延長

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フェルナンド・トーレスがアトレティコ・マドリーとの契約を2009年まで延長した。すでに数週間前には合意に達していたとのことだが、19日に記者会見に臨んだセレソ会長は「アトレティコにとってこの延長を発表できるのは非常に嬉しい」と語っている。この夏はイングランドからのオファーが報道され、その時は気が気でなかったというセレソ会長は「フェルナンドは生まれたときからアトレティコの人間であり、死ぬまでアトレティコを愛し続けるだろう。彼も我々もこのままクラブに残ることを望んでいたから問題はない。この契約延長でフェルナンドはますますクラブの歴史に名を刻むことになるだろう」と興奮気味に語った。

セレソ会長のトーレスに対する賛美は止まらない。「彼はチームメイトに対して、クラブの人間に対して、ファンに対して模範となる態度を示してくれる」とのこと。「ここは彼の家だ。おめでとう。アトレティコにとっても彼にとっても最高の決断だったと確信している。彼の姿がこれからも見れるし、これからはタイトルや勝利の喜びも共有できるだろう」。会見では、これまでのフェルナンド・トーレスの活躍を集めたビデオも放映された。

一方フェルナンド・トーレスは「夏は色々な話があったけど、僕がクラブに残りたいこともクラブが僕に残って欲しいことも分かっていたから、他のオファーに魅力は感じなかったよ。アトレティコのファンは他のクラブとは違う。僕もそのファンの一人だけど、ファンに残って欲しいといわれるのは何より大切なことだよ。他のクラブが大金を用意していたけれど、クラブにとっても僕にとっても大切なのは気持ちだったんだ。今日は僕にとっても特別な日だよ」と喜びを語っている。

「僕は出て行きたいなんて言ったことはない。僕のこの気持ちはどれだけのお金やタイトルとも変えがたい。僕はこのクラブでファンと一緒にトロフィーを掲げたいんだ」というトーレス。会見の中では「全員かどうかはわからないけど、たくさんのレアル・マドリーの会長候補からオファーがあったんだ。僕は移籍する気持ちなんかないから、オファーは素直にクラブに伝えたよ」とR・マドリーからのオファーを認める爆弾発言も飛び出した。

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