アトレティコ、ビセンテ・カルデロンで勝ち点取れず

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リーガ第2節、ビセンテ・カルデロンスタジアムで行われたアトレティコ・マドリー対バレンシアの試合は、7分、アトレティコ・マドリーDF陣の隙を突いたビジャが、ゴールをもぎ取った。アトレティコ・マドリーもその後、反撃に出たが、1点を奪う事ができず、後半からアグエロの活躍などもあったが、アギーレ監督のホームデビュー戦を勝利で飾る事ができなかった。

バレンシアの得点は、アトレティコ・マドリーDFセイタリディス(累積警告で出場停止)の代わりに入ったバレラのマークが外れたところを、ビセンテが突破を図り、ビジャへセンタリング。これをビージャが決め先制点をあっさり奪った。

その後、アトレティコ・マドリーもすぐに攻撃に出るが、焦りからか、急ぎ過ぎる攻めで、自らチャンスを潰してしまう。しかし、ボールを支配し、チャンスを作ったのはアトレティコ・マドリーの方で、バレンシアは、引いてカウンターを狙う展開になった。

後半、アギーレ監督は、ミスタに代えて期待の新人アグエロを投入。チームに活気が加わったアトレティコ・マドリーは、引いて守るバレンシアを苦しめたが、ゴールチャンスをことごとく外してしまう。アグエロの活躍は、アトレティコ・マドリーで最も際立っていた。ペトロフは、左サイドでいつものように突破を繰り返したが、点に結びつける事ができなかった。

試合は時間が進むにつれ、激しいファールが増える荒れた展開になる。コスティーニャの強烈なタックルが、ビジャの足首を捕らえ、大怪我になる所だったが驚きですんだ。コスティーニャとリュクサンの中盤コンビは、完璧に機能することがなく、マニシェが今後そのポジションに入る事がありそうだ。バレンシアのモレッティは、バレラに対し、必要の無いタックルで退場処分となった。さらに、フェルナンド・トーレスも審判に対する暴言で一発レッドをもらった。

試合終了までアトレティコ・マドリーは、なんとか同点に追いつこうと攻撃を繰り返したが、つきに見放され、アグエロのシュートもぎりぎりの所でバレンシアのアジャラに弾き出された。結局、バレンシアが前半の1点を守りきり、アウェイで貴重な勝ち点3をもぎ取った。

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