アギーレ監督「パズルを完成させる司令塔が足りない」

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーのハビエル・アギーレ新監督は、今季の目標をヨーロッパ大会進出と定めている。彼によれば、選手の質の高さに加えて“ハングリー精神”こそがチームの武器になるとのことだ。

新シーズンの初練習を終え、アギーレ監督は「チームは新しいプロジェクトに向けてやる気に満ちている」と手ごたえを感じているようだ。「新しいプロジェクトに対する期待、選手たちの質、我々全員のハングリー精神がチームを支えている。まだ何も始まってはいないが、ヨーロッパに進出するチャンスはある。後戻りせずに前を向いてやっていく」と新シーズンの目標を語っている。そのため、「やる気に満ちた選手を揃えた。私は年齢よりも選手の実力を信じる」とチームを分析。さらに「若い選手はまだ何も勝ち取っていないし、お金も大して持っていない。だからこそやる気が出るんだ」と冗談交じりに話す。

一方、放出が噂されている選手については「パブロもフェルナンド・トーレスもチームに合流すると確信している。もちろん移籍市場は先が読めない。どこかの金持ちが違約金を払っていきなり中心選手をさらっていく可能性はある。しかし私は彼らを必要としているし、それは彼らにも話をした。だから分かってくれていると思う」と構想に入っていることを明らかにした。

また、新加入のアグエロについては「彼や家族と話をして、彼の人となりを知り始めている。もちろん彼は若いし、その年頃の人間につきものの悩みや問題はあるが、彼に責任を押し付けるつもりはないよ」と心遣いを見せている。

そしてそのほかの補強については「今いる選手で不満はないが、もう1人ぐらい獲るかもしれない。パズルを完成させるためには中盤でゲームを作る選手がいないんだ。しかしまだ時間もあるし、いざとなれば他の選手をそのポジションに置くことも可能だ。いずれにしても、もう1人ぐらい欲しいね」と意欲を見せた。

コメント