フェルナンド・トーレス、R・マドリー会長候補3人の誘いを断る

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W杯で大活躍をみせているフェルナンド・トーレスは、レアル・マドリーに引き抜かれることなど考えていない。成功しないだろうが、レアル・マドリーの会長候補であるフアン・パラシオス氏、ロレンソ・サンス氏、アルトゥロ・バルダサーノ氏は、来季に向けフェルナンド・トーレスの獲得を表明している。

フェルナンド・トーレス側はこれに対し、レアル・マドリーとは交渉もしないし、話も聞かない、ましてレアル・マドリーでプレーすることはないと、明確にしている。この返答は3候補に対し、はっきり獲得をあきらめさせるものだった。現在、フェルナンド・トーレスは欧州のビッグクラブが渇望する人材のひとりであるが、同時にスペイン人でもある。そのため、下部組織からアトレティコにいた選手だが、3候補はフェルナンド・トーレスを獲得すべきと考えたのである。

フェルナンド・トーレスは常にレアル・マドリーではプレーしないと語っている。さらに、アトレティコでないならば、FCバルセロナがスペインで唯一プレーするクラブだとしている。フェルナンド・トーレスは‘アトレティコ魂’を持っており、お金でライバルへ動くようなことはしない。3候補の考えていることは実現不可能だ。

W杯後、フェルナンド・トーレスは今後について語る。フェルナンド・トーレスの代理人は3候補の代理人に断りを入れており、レアル・マドリーでプレーしないことは確かだ。W杯でフェルナンド・トーレスがゴールを量産し、スペインが勝ち進めば、山のようなオファーが舞い込むだろう。フェルナンド・トーレスはゴールするごとに、欧州のビッグクラブの興味を引きつけることを知っている。ありがたいことではないが、アトレティコもそれを知っている。20日、アトレティコのエンリケ・セレソ会長は「神が望むなら、フェルナンド・トーレスには来季も残ってほしい。すばらしい選手だし、私たちの誇りだ」と、述べた。

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