ミラン、フェルナンド・トーレスへの興味を否定

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フェルナンド・トーレスが今季こそアトレティコ・マドリーを去るだろうという噂は後を絶えない。W杯が終わったら出て行くという報道のたびにアトレティコは否定しているが、やはり“エル・ニーニョ”移籍は連日のように新聞をにぎわせている。最新のニュースでは、ミランがついにフェルナンド・トーレスと移籍に向けて合意したとも報じられている。

マルカはこの報道を受けて早速ガリアーニと接触した。本来の用件はカカーに関するものだったが、フェルナンド・トーレスに話が及ぶと「今のところ彼を狙っているという噂は全くのでたらめだ。我々はこの件についてアトレティコの幹部とは一切話をしていない。・アンヘル・ヒルとは仲もいいが、そんな話はしていないよ」とガリアーニは完全否定している。

一方のアトレティコもフェルナンド・トーレスを簡単に売る気などない。そのため、移籍金なども一切提示したことがない。一部では移籍金は4000万ユーロ(約58億円)とも囁かれているが、設定されている違約金は9000万ユーロ(約130億円)と法外だ。

彼がもしアトレティコを去るとすれば、それは本人が移籍を強く希望した場合だけだろう。もちろん断りがたいオファーがやってくる可能性はあるが、何より優先されるべきは選手の意思だ。今のところ、トーレス本人も彼の周囲もそのような希望は一切述べていない。

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