モリネロ、フェルナンド・トーレスの移籍願望に同情

タイトルも獲れず、ヨーロッパの大会にも出場できないアトレティコ・マドリーでは選手から不満の声が上がっているが、フランシスコ・モリネロがこの意見に同調している。「フェルナンド・トーレスの意見は良く分かる。僕らは若いし、タイトルも欲しいしチャンピオンズリーグにだって出場したい。その目標にはたどり着けることが出来ないけど、これからもスペインやヨーロッパで活躍したい」とモリネロ。同時に、ファンの不満も理解できると語った。

さらにフェルナンド・トーレスについて、クラブのシンボルだと言いながらも彼が移籍するのは仕方がないとも付け加える。「彼はクラブに何年もいるし、クラブのシンボルだ。でも移籍したいというなら、それなりに理由はあるはず。彼はあと2年契約があるからそれを全うしたいんじゃないかな。でも彼は若いし、タイトルが欲しいっていう気持ちは良く分かるよ。とはいっても、タイトルを獲りたいのは選手全員の気持ちだけどね」とのことだ。

一方、アトレティコが右サイドバックを探しているという噂については「僕はこのチームで2年目だけど、いつも右サイドバックの話をしているよね。それがチームのためになるんなら誰でも歓迎するし、僕はスタメンのために頑張る。僕もあと2年契約を残しているし、このチームは居心地がいいから出て行くつもりはないよ。僕はずっとこのクラブで育ってきたからアトレティコが大好きなんだ」とスタメンの座を確保するために努力すると誓っている。